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そんなのわかってる!!

What a day! vol.2

外国の人とやりとりをしていて、根底から覆された私の思い。
日ごろ、なんとなくやり過ごしていることを「グサっ」と、歯に絹着せずストレートに「なぜ?」と聞かれる、ということが続いております。

最初は「私より年下なのに大人みたい」と思っていたのだけど、自分という存在、家族の存在、仕事、幸福感を得られること・もの、財力、精神的余裕、やりたいこと。
これらが非常にはっきりしている。
だから当然私にも「何がしたいの?」「やりたいならやればいいのに」と聞いてくる。
少しイライラした私は「そんな簡単じゃないでしょ?あなたならできるの?」って言ったら、その回答にカウンターパンチをくらった。
「今はネットの時代で情報は簡単に手に入る。何がしたいのかさえ分かっていればチャレンジできるでしょ。一番問題なのは”何をしたいかわからない”ことだよ」
グサなんてもんじゃない。えぐられた。
頭の中と心の中をシェイクされた。
涙が出そうになった。
こんな悔しい思いは「お前は何がしたいんだ。逃げてるだけだろう」と、父に問い詰められて以来だ。

「人の一生はわずか数十年で、自分の生きている喜びを、生活を楽しむ必要があるでしょ」
なんてことも言っていた。
とにかく「なにを我慢しているの?」と、よく聞かれるのだ。

私は、”ここぞ”というときの勇気がなく、今までいくつものことを諦めてきた。
でも、違う言い訳を見つけて逃げてるから諦めたという感覚さえない。
ただ、その経験をした人に会って話を聞くと「やってみたかったな」って、何十年経った今も思う。

去年の2月から自分のことを分かろうと勉強し始めて、もうすぐ1年。
このタイミングでこういう人に出会うなんてね。
正念場なんだろうな。

少し話はそれるけど、昨日悔しい思いを抱えたままプールで泳ぎに行って、顔見知りのおばあちゃまとのお話をした。
会話のなかで、84歳であること、この年になるとお友達との1ヶ月後の旅行の約束はできないわ、だからひとりで行こうと思うのよ、なんてお話がでた。
私、その方の年齢になるまであと35年以上ある。
人生は数十年。
その数十年をどう生きるか。
今、逃げてきた思いを全部受け止めて考える時期にきたのかも。

おばあちゃまは私の話をいつも肯定してくれる。
「最近見なかったわね。お仕事忙しいの?お仕事があること、忙しいことはいいことよ」って必ず言ってくれる。

自分の生活を自分の望むように変えること。
まだまだ上手くできないこともあるけど、反省することも多いけど、人生そのものが練習。

ミセス ハリスのように、愛と笑いとチャーミングさと勇敢さをもって今後を生きていきたい。
それが今の願いかな。



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