ぐしゃぐしゃのクロール

本日、ぐしゃぐしゃ日和。どうしてこんなに泣いてしまうのだろう。苦しくて堪らない。先週、先々週と気張りすぎただろうか。相変わらず熱っぽいのに平熱を極めている。

酷い装いで先生に会ってきた。開口一番、「お、珍しく酷い顔のまま来たね。今週は頑張っちゃったでしょう。」この人は何でもお見通しなのだろうか、診察中にわんわん泣いた。

「頭がぐしゃぐしゃなんです。頑張りたいのに、ぐしゃぐしゃなんです。わーってね、なるんですよ。」などと供述したもよう。当人に記憶なし。つまんなさ過ぎて、笑えもしないけど、それだけピンと張っていた糸があったんだと思う。今日はそれを認められた。

とんでもなくカッコ悪いと思う。でも、ぐしゃぐしゃを認めた。適切な方向に努力すること。つまらないことに囚われないこと。感情と理性で分けること。たくさん教えてもらったことをなぞりながら自分の中で形成した。

しかし、家に帰ってからも解像度高めの被害妄想が止まらない。断ち切ろうとゲームを開いてもしくしく泣いてしまう。絶賛泣き中。自分の中に、碇シンジ君と藤原竜也さんがいて、「逃げちゃダメだ。」のバーサーカーモードに突入。その後すぐに竜也さんが出てきて「どおして!!!どおしてなんだよぉおおおおお。」を繰り返す。忙しすぎる、我が精神。

この現象を「ぐしゃぐしゃのクロール」と名付けることにする。当人、とても必死だけども端から見たら滑稽なんだろうな。幼稚過ぎて嫌になっちゃいますよ。本当に。

現象に名前がついたのはいいが、一番大事なのは心の中に碇シンジ君を召喚しないことらしい。逃げちゃだめ、なんて場面は今の社会では早々なくて、決断力があればできるらしい。夢や希望への最短ルートを探しがちだけど、きっと回り道にしかない花も本当にあるのかもしれない。きっとその答え合わせはずーーーーっと先の未来でしかなし得ないのだろうけど。

あまりにも長すぎはしませんか。人生。眼の前に一生懸命になれる人に戻りたいよ。適切な方向ってどこ。