まめまめづくし

まめに 誠実に 書いてみます。たくさんの発見ときらきらを。

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マガジン

  • こころレスキュー隊

    こころを少しレスキューする部隊。一度、立ち止まってよい時間の詰め合わせです。

  • 色んな言い方book

    とにかく色んな言い方を詰めました。羅列です。

  • キッチンに立つ

    お料理を集めたい。生きることは、食べることのはずだ。

  • 夢十夜

    見た夢の残りを書きます。綺麗な話も、くすくす話も。

最近の記事

  • 固定された記事

正真正銘の好物紹介 ①

1.動機今回は、気合いを入れて好物の紹介をしたい。何故ならば、とても美味しいけれども出会えないと知ることの無い1品だからである。すごく当たり前のことを格好つけて言ったが、許していただきたい。 それでは、知っていただこう。紹介するのは、「ヨーグルッペ」である。「えっ、知ってるし。」と思った方は申し訳ない。余すことなく言語化するので、ご容赦を。 2.ヨーグルッペとはヨーグルッペとは、デーリィ南日本酪農協同株式会社さんで作られている乳酸菌飲料のことである。日本初の乳製品、乳酸菌

    • すのこの話

      最近は食後に寝っ転がっている。牛になると思う。情けない身体になってから、後悔すればいい。 ベットの下に顔を埋めると、すのこの香りがする。木の香り。あったかい香り。でも乗っかるとギシギシ音がする。 ベッドで何度も泣きすぎて、下まで涙が染み込んでいると思う。すのこもしみしみだ。かびていたりするのかなぁ。少し不安に思う。 眠気が誘ってくる。すのこの香りへ。

      • 誰かの幸せを願う話

        今日は誰かにとっての幸せな日だったり、幸せな期間への準備時間だったりする。誕生日の人もいるし、世界を変えるような日の人だっている。 僕はそういうものに全部全部、嫉妬していた。 「こんなに僕は辛いのに。」と思っていた。 良く考えれば、そんなことは全然その人には関係ない。自分のために誰かが不幸せや可哀想を背負う必要なんてないんだ。 最近僕は、幸せを応援したくなる。少しずつ少しずつ、優しさが戻ってきている気がする。 つり上がった目を思い切り、たれ目に描いていた日々。チーク

        • アンパンマンの話

          生まれて初めて貰ったぬいぐるみがアンパンマンのぬいぐるみだった。大きくて可愛くて、重たいぬいぐるみ。まだまだずっとある。 アンパンマンは自己犠牲的なヒーローだと思っていたけれど、こんな歌詞があることに気がついた。 さすがは、やなせたかし先生。アンパンマンがいつも笑顔なのは、このためだったのかと思う。嫌なことをずっと思い出して、死ぬほどの思いを引きずってしまう僕にはこれが難しい。 凄く幼い頃から出会っていた言葉。こんなに深いものだったとは知らなかった。 不幸のどん底。そ

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        正真正銘の好物紹介 ①

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          20本
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          2本
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          5本

        記事

          温かい会話マジック

          毎日会話をする。仕事の人としてではなく、ひとりの人間として会話出来ることが嬉しかった。 文字や文面でいくら交わしても、1つの会話ひとつに届くことはないのだと思う。 今日は温かいご飯を口に運び、ホカホカした気持ちだった。美味しいごはん。美味しい梅干し。明るいトーンの会話。 顔を上げて話せる日を思い出す。僕は今、笑えている気がする。こうやってひとつひとつ取り戻せるのだろうか。 ご飯が美味しくて、会話が楽しくてよかった。

          温かい会話マジック

          変化の話

          今日は気圧の変化で左の鼻だけ詰まっていて、左目だけうるうるしていた。花粉症になったかと思えば、お風呂に入っても駄目だった。体がついていかれない。 先週道端で咲いていた、たんぽぽはもうわたげになる支度をしていた。少し切ないような、命が巡る早さに物悲しくもなったりした。 ふと近くの公園を見ると咲き誇っていた桜が葉だけになっていた。今年は本物のさくらを見るのが怖くて、直視できなかったけれどこんなに短い期間だったのに驚いてしまった。今年の桜は早かった。 春の短さを知る。そしてや

          励ましの贈り方

          今日は、サカナクションの山口さんがうつ病を公表した記事を読んだ。元記事はこちらから読んでいただきたい。 うつ病の辛さ。厄介な面はここに書かれているものも多いと思う。きっと全てを語っているわけではないと思うが、共感できる人も多いと思う。 ここで出てきた加藤浩次さんの励まし方に対し、意見が分かれていた。少しだけ共感できる。「おー、なんだ。元気そうじゃん。」みたいな軽いノリは時として激痛が走る。しかし、気づいてみれば深刻に言われるよりも楽に感じることもある。難しい。その人がその

          励ましの贈り方

          お薬の話

          お薬を飲み続け、通院を続けた結果、少し回復した。久しぶりの健康を感じている。詳しくは書けないけれど、久しぶりに今までと同じを感じ、安心した。 今日も遅くまで勤めた。仕事とは違って、薬は毎日続けても上手く芽が出ないことも多い。ようやっと上手くいったのか、分からないけれども落ち着いた。嬉しかった。明日のカウンセリングで話せたらいい。 長かった。1年もかかった。短いのかもしれないけれど、少し回復期になれる気がするんだ。

          そばぼうろの話

          がしゃがしゃと齧る。緑茶を啜る。がしゃがしゃと齧る。永遠に繰り返してしまうお菓子。そばぼうろ。とても美味しい。 先日、疲れ果てたけれどスーパーにたどり着いた際に見つけた。久しぶりの再会だった。 昔、母が貰ってきてくれたそばぼうろ。初めて食べた時に驚くほど美味しかった。硬いぼうろ。クッキーにはないあっさり感。歯ごたえが楽しい感じ。鼻に抜ける焼き菓子の香り。 こってりバターが入っていないから、香りが軽かった。とても驚いたのを覚えている。そして可愛らしいお花型。さんすうのおは

          そばぼうろの話

          雨の匂いの話

          今日は帰りに突然の雨が降ってきた。いつもより大粒な雨は、車の花粉や黄砂を取り払うようにぽたぽたと降った。傘に当たったなら、いい音がすると思う。 雨は嫌いじゃない。傘を叩く音が好きだし、何となく寂しくないから。ことに夏の雨は良い。蒸される感じもするが、深夜を過ぎると途端に魅力的な風景を連れてきてくれる。 今日も暖かい日の雨だった。車から降りると、アスファルトに染み込み始めた雨の匂いがする。電車が雨をかき分けながら進む。濡れているのに、何だか良い気分だった。 雨の成分に反応

          雨の匂いの話

          「泣いてしまった」の言い方

          ・なんかね、泣いちゃった。 ・目から白糸の滝が出てきちゃったんですよね。 ・目が霞むなぁ ・「雨が、降っているな」 ・感情とのバイパスが上手く行き過ぎてるみたい ・顔が剥がれる〜 ・タオルがあれば、最高だよね。 ・感情に理由がつかないから、きっと身体が教えてくれたんだね。

          「泣いてしまった」の言い方

          負けない話

          ホルモンバランスが乱れがちになるこの頃、上手く動かない身体と詰め込みすぎる口と、急激なお腹のゆるみが辛い。 ホルモンバランスに負けない!と言っても、確かに不安なことは思い出すし、嫌なことをなぞるように思い出す。具体的に言えば、「お前は役立たずだ。」とか、「代わりなんていくらでもいる。」という言葉たちだ。 負けないようにするには、よく眠る必要がある。なるだけ身体を物理的に休めて、健康にならなくてはと思った。 不安定な今日を乗り切ることしか出来ないかもしれない。これを続けて

          タンポポの話

          急に暑い。まだまだヒートテックを着ている僕は、何だかぷわぷわした気持ちになってくる。混沌とした春。夏に飲まれている春。 今年は桜を疎ましく思っていて、直視することを避けている。ふと、道ばたにタンポポを見つけた。昔、母からセイヨウタンポポとニホンタンポポの見分け方を教えてもらった。 初夏のキャンプ。母とお皿洗いをした帰りだった。母が洗い、僕がすすいだ。カゴに綺麗に積んで、お皿を持って帰った。帰りがけにタンポポをみつけた。 「知ってる?タンポポには種類があるのよ。セイヨウタ

          呪いの話

          大切にしたかった人が幸せになっていること、前向きになっていることに対して、物凄く衝動的にイライラしてしまう日々が続く。 イライラしたかと思うと、突然泣き出し、ぐしゃぐしゃのクロールに突入する。 ふと、大好きなはずのその人を呪いたくなった。言葉は悪いけれど、どこかで死ぬほど辛い思いをして、僕と同じように辛くなればいいのにと思ってしまった。 きっと、そんな思いを抱き、大きく膨らますほど、その人は勝手に幸せになっていくんだろうなと思う。選ばれなかった僕が悪いのに。 僕のこと

          「疲れた」の言い方

          つっかれた〜〜⤴︎︎︎⤴︎︎︎ もう、ほんとに疲れた… まじで肩こり 眼球、抉れそうなくらい痛い… お風呂に3回入りたいけど、入りたくない らん、らん、らん〜(お花畑が見える) 腰に湿布はりたい 布団が恋しい超えて、愛しいよ 帰りたい! 三途の川だとしたら、近すぎるよね あははは。 トトロに会いたい 寝たい しんどかったよね 気が張ってたな きゅうりが塩漬けされたときみたいだね 美味しいナンがありますように パタッ(倒れる音) お家〜!待っ

          「疲れた」の言い方

          桃源郷ステーション

          今日は精一杯勤め、逃げ出さずに戦った。嫌なことも多いけれど、頑張ろうという気になれる1日だった。 夜、車を運転しながら「あ、そうだローソンへ行ってみよう。」と思った。お目当ての品を買い、車に乗り込んだ。 これからお茶をする。1人のお茶だけれど、きっと美味しい。心が摩耗したから、寄ってみた。心をレスキューできただろうか。

          桃源郷ステーション