ごめんねの行く先

病気になってから、色んな病気が見つかり、新たな症状がぽんぽん産まれてくる。

たまに「もう死んだ方が楽だ。」と思うループに入ってしまう。

僕の怒りは、正当なものなのか、普通じゃないのか自信が持てない。

僕はわがまま放題で、馬鹿で、要領が悪い。

かけた時間の分、練った時間の分、帰って来る訳じゃない。というか、帰ってこない。

のうのうと生きているなんて、思ってないけれど。

「僕だって」を言ったら、また不幸の爆弾が完成するだけだ。選ばなかった言葉の苦味がざらつく。

向けられた鋭利な言葉を頭に括りつける。僕はほんとに愚かだ。あれだけ、許せない気もちが分かるはずなのに。どうしてって自暴自棄になる気持ちが分かるはずなのに。

あんまり見えているようで、見えていない。

僕の人生だ。僕の汚点だ。君の話じゃない。