ぼっち飯じゃなくて、ソロランチ
私はひとりで飲食店に入るのがすごく苦手。今までひとりで外でご飯を食べた回数は多分片手で足りる。
SNSのおかげで最近行ってみたいお店は増えるのだけれど、ひとりで行かないとなるとなかなか行く機会がない。
友達と一緒に行ってみたりもするけど、数ヶ月に一度程度では、どうやっても私の行きたいところは制覇出来ない。
私が元気で自分で行きたいとことに行けるのはあと何年?
そう考えた時、ちょっと大きく見積もって75歳くらいまで元気だったとしてもあと20数年。
そんなにのんびりしてる暇はないと思うようになった。
じゃあさ、ランチぐらいならひとりで行けるようになろうじゃないか。
と言うことで、行ってきました。
ソロランチ!
ひとりで食事をすることを”ぼっち飯”って言ってたりもしたのかな。ぼっちって言うとなんだかひとりじゃ寂しいけど、仕方なくひとりでいる。そんなニュアンスがあるような気がしていたけれど、ソロって言うとなんか違うよね。敢えてのひとりなんだ!って感じ。前向きな気がする。
で、食べてみたいな〜と思っていたオムライスを食べてきた。
そのお店は、カウンター席とテーブル席があったからひとりでも入りやすかった。カウンター席からは調理しているところも見えて、卵液がフワフワに綺麗に焼かれていく姿にひっそりとひとりで感心した。
ひとりで食べていると周りが気になって、ご飯の味わからなくならないかなとか思っていたのだけれど、それも全くの杞憂だった。
誰も私のことなんか見てないし、気になんてしてない。
周りが気にならなかったのは、テーブル席に背を向けていたこともあるのかもしれないけど、自分のペースでゆっくりじっくり味わえるっていいかもしれないと思った。誰かと一緒だと何かしら話をしていたりするから、食事に集中とは行かないもんね。それはそれで楽しいんだけど、また別の楽しさ。
うん、ソロランチ悪くない。
「ソロ活女子のススメ」ってドラマもあったよね。2期まで見たかな。
誰かといて分かち合う楽しさもあるけど、ひとりでじっくり味わう楽しさもいいなと思ってた。ドラマの中の主人公はリムジンに乗ったり、温泉に行ったりしていたけど、まだそこまでじゃなくてもいい。
ひとりでご飯を食べるというハードルを越えたいだけ。まずは達成されたのでは?
保存している私の行きたいところ、飲食店だけでも多分100は超えている。まずは近いところから行ける時に行こう。
そんなことを思った少し前の休日の話でした。
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