こうなると危険！カードローンの限度額イコール所持金という感覚になるという頭のバグ

カードローンやキャッシングなど初めて利用するとき、どんな感覚でしょうか？

とても抵抗があったり、ためらうと思います。

お金に困ったときの万が一、最終手段、という位置づけにあるのがこういったカードローンやキャッシングだと多くの方がそうとらえているのではないかなと思います。

私もそうでした。

 はじめはカードローンやキャッシングなんて、借金は絶対にヤバい。

 借入は絶対にしないようにしようと考えてました。

しかし、人生何が起こるかわかりません。

景気の変動により、職場の休日出勤の取りやめ、残業代カットなど一気に手取りが激減。たちまち家計は赤字に。

はじめは貯金を切り崩してやってましたが、その貯金もゼロに。

そこにきてとうとうカードローンを使う事態に。

はじめて借入する時はとても躊躇してとても抵抗がありました。

恐る恐る、カードローンを利用する。

ATMからお金が出てくる。

ついに借りてしまった！

借りた後もとうとうやってしまったというなんとも後味の悪い気持ちが強かったです。

カードローンを利用したが、この分だけでは回していけない。

来月も再来月も、給料は少ないまま、支出は減ることもない。

そこから、借金地獄のはじまりでした。

今にして思えば、給料が減った時点で家計を見直して解決への行動をとるべきでした。

借入する回数を重ねていくうちにあの躊躇していた感覚が薄れてしまい、いつの間にか何かあれば、借入をするようになりました。

このあたりになると、
利用限度額

イコール

所持金

という感覚になっていました。

返済こそ延滞することはありませんでしたが、借入することに何の躊躇することなくなってしまいました。

何とかカードローンで補填しながら家計をまわしていけている。

これでいいんじゃないかとそこからズルズルとカードローン地獄へと落ちていきました。

じわりじわりと借金額が増えつづけていき、いつの間にか返済を新たな借り入れでまわすというまさに自転車操業状態に。

ここまでくると、お金の感覚が狂ってしまっており、借金できる限度額まで借り入れしてしまい、身動きがとれなくなって終了してしまいました。

この頃には、借り入れ件数も増え、総額およそ500万を越える借金額になってしまいました。

それで、結局弁護士さんに相談して、自己破産をするまでにいたりました。

と、いうわけで私の経験を踏まえてお伝えしてきましたが、カードローンやキャッシングなど借りること自体は悪くありません。

しかし、借りる前にきちんと返済も含めた今後の家計を考えて借りてもきちっと返済できるのかをよくよく考えて利用するようにしましょう。

今の時代、タイミーなど単発でその日のうちに収入が得られる手段も増えてきてますので、借り入れではなく、更なる収入を増やすことに頭を持っていくべきだと今は本当に思います。

一度、カードローンやキャッシングを利用すると借金地獄に引き込まれてしまうリスクが同時に伴うこと、そして返済をよく考えずに借りていくと、金銭感覚も麻痺してしまい、どうすることもできないまま借金地獄にはまってしまう恐れがあることも知っておいてください。

私の経験が少しでもお役に立てれば幸いです。

ということで、今回はこれまで。

ありがとうございました。