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江ノ島お忘れ処OHANA~最期の夏を島カフェで~ ⚠ネタバレ感想⚠

なんてこった·····こんなにも泣けるものだと思いもしませんでした。

二話の七星さんがアイドルでいたい、織姫になりたい想いを消したいと思っていたはずなのに、本当は諦めてなくて、響希を始め、怜やエイミーさん、眞凛さんと色んな人とアイドルとしてまた輝く為に努力に努力を重ねる姿が眩しくて。その結果を出した、会場での観客との歌声に、今も思い出し泣きしてしまうほどに、すっごく感動し、とても良い話でした。

一話を読んでいた時なんか自分ならばどんな記憶を消してもらおうかなんて考えていたけれど、必ずしも消すべきではないということを教わりました。

物語が進むにつれて特に可愛くて仕方ない翔太くんの謎めいた言動に、それは一体どういうことと、気になりだして、もっと捲る手が止まらなくなりました。

三話のエイミーさんと渚さんの行き先にどうなっていくのかとドキドキしながら読んでました。人の恋愛ものが好きな者としては、その過程や両方の想いがどう告げられるのか、ドキドキハラハラものでした。
渚さんの命がかかった時になりふり構わず大急ぎで駆けつけるエイミーさんの姿に愛って素晴らしいと思いつつも、あ、こちらの姿が渚さんにバレてしまう!
あの瞬間の心臓が止まったかと錯覚させられる、ドキッとしたのは半端なかったです。だけど、渚さんがエイミーさんの寝言を聞いてから、それも含めて好きだと言ってくれたことがキュンキュンしてしまいました。
その時、聞いていた曲「偽りの私」(https://m.youtube.com/watch?v=RwP4U6rpcDY)の「そのままがいいと笑ってくれた」がちょうどよく流れてきて、ぶわっと涙が出てきました(笑)ちょうど流れてきてよかった!ありがとう!少女フラクタル!
怜だけが分かった、激甘な愛の言葉にどんなことを言ったのかは本当のは分からないけど、色んなこんなことを言ったのではと想像を膨らませて、ニヤニヤしました。
幸せになってください!

二話と三話の合間のInterlude④の衝撃はしばらく忘れない。
そんなことだったとは。だから、溶け込んでいるようでそうではないようなところもあり、怜の親よりも大切な人のために飛び級してまでいち早くお医者さんになろうとしてたとか、色々なことがピースがハマったかのような納得したものだったんだけど·····!頭が正直追いつかなかった。
知りたかったけど、知りたくもなかった。
だけど、何かこの先あるんじゃないかと思って読み進めた三話。
·····ボロ泣き。
連れて帰ってきた翔太くんのためにありとあらゆることを試して目覚めさせようとする皆の努力が最初のうちは、やっぱり·····と思うものの、それでも諦めず歌い続けたら。
もう、ダメだ。視界が滲んで読もうと思っても読めない。けれども、無理やり読んだ。今書いていても思い出し泣きしてる·····😭最高に素晴らしく素敵な話でした!

こんな感動する話だから、すぐに読んだ人や待ちわびていた人もいたわけですね。感動する話を書けるなんてすごいです。

読んでいたら、江ノ島に過剰に反応したり、ものすごくこの本を手に持って、行きたい気持ちが強くなったり、泣きゲーのアニメを一気に観たくなりました。

本当によかったです!皆さんも是非読んで下さい!!!

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