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家にいろTV最終日が想像以上に凄かった

こちらのエントリーで紹介した今年の「家にいろTV」。
最終日の5月5日は「SURF & DOLPHIN in 品プリ presented by SOPHISTANCE」と題し、品川プリンスホテルのmaxell AQUAPARK SHINAGAWAから生ライブを敢行。
ももクロアクアリウムと題して開催中のコラボイベントが緊急事態宣言で休止を余儀なくされたことを受け、急遽ももクロ本人がライブを行うことにしたものです。
既に配信ライブ【PLAY!】や【A-Channel】でステージに拘らない配信スタイルは経験済みとはいえ、スタジオやライブハウスではない普通の水族館でのライブ構築は、なかなかハードルが高かったことと思います。
それを急遽決めた短いスケジュールで、さらに無料配信でお届けするのです。この辺りの気概がももクロの真骨頂なのかも知れません。

5月5日20時、まずは会場エントランスでメンバー揃ってのご挨拶からスタート。れにちゃん噛みまくってしまうのも御愛嬌です。
次いで無観客だけど手抜きをしないoverture。4日間にお送りしたプログラム、ももクリ2019・黒部春一・MANIA2019・ドゥユワナダンス?の映像を纏めたovertureで、今回の家にいろTVを締めくくるに相応しいものでした。
メリーゴーランド「ドルフィンパーティー」前でのミライボウルから本編。1番が終わってからドルフィンパーティーに乗り込んでの2番へ。ミライボウルのパーティ感にベストマッチした、楽しくて華やかな画づくりでした。
軽くMCを挟みながら移動して、クラゲの水槽コーナー「ジェリーフィッシュランブル」で天国のでたらめ。儚くも美しい曲調にこれもまたよく合ってました。次いで行く春来る春。なんとなく過ぎてしまった今年の春だけど、ももクロちゃんにライブで歌って貰えたので、今年も春が来て行ったことをやっと実感できました。
さらに移動して「ポート・オブ・パイレーツ」前へ。遊園地でお馴染み、船が前後に揺れるバイキングのやつです。まさかこれに乗って、とか?と思ってたらその通りで、海賊船だから歌うのは「猛烈宇宙交響曲第7楽章『無限の愛』」。ベタすぎるし、アトラクションに乗ってアイドルが歌うって懐かしの昭和の歌謡番組じゃん。こういう古きよき時代の歌謡ショーを現代に継承していくのはももクロの使命のひとつになりつつあることを、改めて実感したのでした。

MCからワープして(猛烈は事前録画だった模様)イルカショーのプール「ザ スタジアム」前に移動し、いよいよ今回のクライマックス、イルカとの共演。
もともと、ももクロの楽曲に合わせてイルカがパフォーマンスするプログラムを行なっていたんですが、今回はそれを生歌生配信でお届けしてしまおうというもの。これはかなりハードルが高い挑戦です。
吼えろ灰とダイヤモンドというももクロを象徴する2曲を続けて披露し、オーラスはあの空へ向かって
あの空は2019年11月の浪江十日市祭り以来か。やはりここぞという時に繰り出されるのがあの空。「希望信じて進めば/どんな壁も乗り越えられる」の歌詞がやたらと胸に響くのです。
歌い終わって4人が中央に集まると、れにちゃんが感極まった様子。頑張ったイルカの皆んなにもらい泣きしてしまう優しさに、オタクももらい泣きするという連鎖。やっぱりれにちゃんの優しさが世界を救うのだと思います。
れにちゃんの涙にじーんときて、なんか良い雰囲気で終わるのかと思いきや、最後の最後にイルカから水しぶきを掛けられてキャーキャー大騒ぎして締めるあたりも、バラエティ感あって流石でした。

当初、この配信は当日1回限りの再配信なしで行われたのですが、反響の大きさと当日観れなかった方々からの再配信リクエストにお応えして、後半のイルカ共演パートの再配信が始まりました。
ちょうど、ももクロ公式YouTubeチャンネルの登録者が50万人を突破したので、それを記念してという名目になっています。

れにちゃんが噛んだり、涙したり、水しぶきをかけられてきゃーきゃー大騒ぎするところもバッチリ入ってます。
そしてこちらも無料配信です。
ソフィスタンスが協賛についてますが、これだけの配信ライブですから製作費もかなり掛けているはず。
ということで当日のライブ風景が生写真で販売開始しました。この生写真の売上で製作費を賄います、と川上Pが断言してるから却って潔くて、オタクも喜んで生写真を積むのです。
生写真はこちらで絶賛販売中。

こうやって瞬発力をもってオタクのニーズを拾ってくれるももクロ陣営には、これからも驚きとともに助けられてしまうのでしょう。
16日に予定されていた結成13周年ライブは延期になってしまいましたが、落胆せず次の何かに繋がっていくことを確信して待ちたいと思います。


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