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まめちど
2018年2月1日 17:33
この二つの山を巡って、マソラ学者とサマリア教団の見解がまっぷたつに割れています。サマリア人がシェケムにあるゲリジム山を崇拝の場所としているのは、ヨハネ福音書の中にも出てくるとおりなのですが、この部分が論争点なのです。実際に問題となる聖句を引っ張ってきて見てみましょう。(すみません。私は元エホバの証人なので、引用は新世界訳からです。)モーセに与えられた指示には「ゲリジム山には祝福を,エ
2018年2月4日 20:22
ゲリジム山とエバル山以外にも、サマリア人はモリヤ山とも対立しています。つまり、崇拝の中心としてエルサレムの神殿を認めているか、いないかという問題です。現在でもサマリア人は、ゲリジム山に集まって崇拝を行っていますが、それはネヘミヤの時代(前5世紀頃)、モリヤ山に再建された第二神殿の向こうを張って、サマリア人がゲリジム山に神殿を建てたことに由来するとされています。しかし、もう少し掘り下げて調べると
2018年2月5日 03:42
アブラハムがモリヤ山に行っていないならば、エバル山とゲリジム山のどちらに行ったのだろう?私は「ゲリジム山とモリヤ山」の中で挙げた理由+αでゲリジム山ではないかなと想像しています。■シェケムまでの道のりアブラハムがシェケム(モレ)に向かう行程を考えてみましょう。シェケムへ行くには地中海側を行く道と、ベテルを経由する山間の道があるのですが、アブラハムもヤコブも、いつもベテルを経由して移動