魚座新月~終わりと始まり~
2021/03/13,pm19:21,Tokyo(Placidus)
3/13の晩ご飯時、魚座23度で月と太陽がピタリと重なり新月を迎えます。
今回のこの新月、結構濃厚なパワーを秘めた新月となりそうです。
なぜならば、新月が起きる3日前の3/10~11にかけ、天空では1月上旬から集合していた水星、木星、土星の3天体に月が加わり、水星、木星、土星のパワーをぎゅんぎゅんに詰め込んだ月が太陽と重なるわけですから、エネルギーに満ち溢れた新月のパワーがわたしたちの意識に働きかけてくるわけなのです。
ちなみに、わたしの手元の天体観測手帳によると、この4天体を観測するには、日の出前の南東の方向が開けたところでの観測が必須とのことです。
地球照の美しい月と、1月上旬から集合している水星、木星、土星の3天体とのこの共演は、一連の3天体イベントのクライマックスとなるそうです!
この果てしなく拡がる宇宙に想いを馳せるだけで、どきどきわくわく胸の高鳴りが止まりませんね!!
さてさて、魚座の新月についてですが、さらっと新月についておさらいをしながら、新月図を詠んでいきたいと思います。
新月のおさらい
・地球から見て月と太陽が同じ方向で重なること
・月のサイクルのはじまり
・物事が新しくはじまる
新月の日にやるとよいこと
・願いを宇宙に意図する
・新しいことをスタートさせる
・浄化、デトックス
太陽と月のサビアンシンボル
新月を迎える瞬間の太陽と月のサビアンシンボルは、
魚座24度「人の住んでいる島」
---健全な精神は、健全な身体に宿る---
古代ローマの詩人、ユウェナリスの詩に
”健やかな身体に健やかな魂が願われるべきである”
という、一説があります。
穏やかに生きるためには、まずは精神性を高める。
魚座の精神性を現実化するときが来ました。
昨年の春分からのこの1年間で培ってきた精神を、次に訪れる春分から先への新しいステージに種として撒く。
人は、地がなければ住み暮らすことはできません。
魂が地上に生まれるには、肉体が必要です。
牡羊座が生まれたての赤ちゃんであるなら、魚座は母親の子宮のなかで過ごす胎児です。
母親の胎内で得た精神性を持って、地上に生まれ、物語がはじまっていく。
3/20に迎える春分まであと1週間。
不要な感情はそっと魚座の水に流し、バラバラになってしまった心と体をひとつにし、また新しい生まれ変わりに備え、いまは自分自身を愛で包み込みましょう。
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