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大動脈解離録①「今、振り返ると」

2023年3月初旬、出張先でStanfordA型動脈解離を発症しました。

53歳11カ月。

薬治療ではなく、即、手術が必要な緊急な症状の方でした。

過去に味わったことのない、背中への激痛でした。

「これは治らない。病院に行かなくては」

そう思いましたが、不思議と、死ぬ感じはしませんでした。

このときは、事の重大さを理解できず

身長181㌢、体重103㌔の体格の私は、日々の食生活を含めて、心臓や血管に相当な負荷をかけて生きてきました。

体重が95㌔から、100㌔の三桁にのったのに、放置しました。

①夜の飲酒、つまみは菓子
②運動不足
③食生活改善の努力せず
④これまで大きな病はなし
⑤かつて野球部
⑥取材の仕事でグルメ本出版
⑦融通が効かない長男癖
⑧子育て世代
⑨長寿一族
⑩老への漠然とした不安

あらためて、今考えると、いろんなリスクを抱えたお気楽人生で、すでに危険信号が点っていた

今年4月までの治療入院日数は約150日間。

自らの大動脈解離録を書いてみます。

罹患者だけでなく、〝予備軍〟と思われる人やそのご家族に読んでみてほしいです。

※有料公開

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