「豆本」完売極意は書店との共同戦線
雑誌づくりには東京の大手、地方出版に関係なく、「取材・編集」「広告取り」「書店販売」の3つの業務があります。
「雑誌離れ」とか「書店冬の時代」とか、メディアは定期的に騒ぎ立てますが、別に今に始まったことではなく、どうやら、世界的な潮流のようです。新聞購読の減少やネット版移行もまた各国で進行しています。
現実を受け入れることから、次なる作戦の立案が始まります。
ありがたいことに、豆本は各号とも完売です。
「山口県カレー豆本」や「山口県パン豆本」の発行部数は各5,000冊。残る4冊は各3,000冊を刷りました(増刷含む)。
豆本の完売には「完売させないといけない理由」があります。完売が必達目標なのです。
全国流通の大手雑誌のように広告費で数千万円を集め、「書店やコンビニで例え1冊も売れなくても収支が合う」ようなことは豆本にはなく、「豆本は売り切らないと収支がトントンにならない」という厳しい懐事情があります。
豆本完売の極意を詳しく解説します。
地方で本を出したい人はご参考ください。
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