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親が移住したのは55歳のとき

子にとって、親の生き方が参考になる。

給料や年金額は父母にとてもかなわないと思うが、老後の姿は大いに参考にしたい。

長崎市の北部の夕日の景勝地(外海)で、パン屋さんと民泊を営む母と父。今年で79歳と80歳。焼きたてのパンを食べることができる土日喫茶を営む傍ら、地域活性化を目的としたNPOもしているので、来客が途切れることはない。

男ばかりの息子3人を育てたので、そのときの保護者仲間もいる。週末喫茶にたまに来てくれる。

起業家の2人でもある。

「仕事を続けていくこと、日銭を稼ぐことが大事」と母は言う。

今月、2人は久しぶりクルーズ旅に出掛ける。船は三菱長船で建造した大型客船である。

自分たちの生き方を実践し、マイペースで老後暮らしを楽しんでいる。

先週末の草刈りには長崎大学の学生がボランティア参加してくれたらしい。


「草刈りのボランティアで長大の学生四人ランチにきて、まだパンを焼いてたので大変だった。一人はミャンマーからの女性で水問題を勉強中。お父さん最後の配達。いまから昼ごはん」


忙しく、まあ楽しそうだ。


生き続けていれば、いつか来る老後暮らし。どう生きるか、自分自身が問われる。

私も55歳になりました。


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