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いつもの顔ぶれ

2024.6.18 午前7時半すぎ
いつもの始発のバス停。

バス待ち人はいつもの顔ぶれだ。

テニスやゴルフなどスポーツ国際大会のベスト8の顔ぶれみたい。

あと、5分、バスを待つ
ボサっとしていると、右隣りにおじさんが来た。「背後をとられた感覚」。バスの座席でも、おじさんはおじさんに近づくからおもしろい。

ここ数日、同世代が持つバッグが気になる。

初老に入ると、服もバッグも身の回り品も今の自分に似合わなくなる、と思う。

55歳。病気で100キロから80キロへ強制減量を遂げた。

リュックなんて、絶対に無理。大学生と同じブランドなんて、なんとも、みすぼらしく思える。

スーツ以外のウェアといえば、
気づくだろうか。マスコミ人の災害報道では、必ずといっていいほど、「ザ・ノース・フェイス」を着用。不思議と、ラルフローレンのアウトドア系コートとかは着ない。

公式ストア
一切の妥協を許さず、高機能を追求し、テクノロジーの限界に挑戦し続けるTHE NORTH FACEの公式オンラインストアです。


都会から田舎への移住者の活躍をテレビが意図を持って報じているが、その手の〝なんでもできる〟人々は「パタゴニア」を好む。皆そうだ。車はジムニーが目立つ。
両親が大好きな「L.L.Bean」ではない。

バスに乗って7分が経過
最後尾の左席に陣取るが、やはり、おじさんが集まってくる。集魚灯のよう。

「俺は大型旋網(まきあみ)船団の灯船(ひぶね)か」

舞台は五島列島沖の東シナ海や対馬西岸。ものすごい光量のライトをいくつも水中深くに沈め、アジやサバを集め、本船(あみ船)が魚群を網で巻く。

俺は灯船か。


こんなことを頭の中で楽しく描いても、家族誰ものってこない。

福岡市の近郊市の交通渋滞は日本一かもしれない。令和の世も、片側一車線道路が主流なので、当然の結果だ。道路幅を広げる政治的動きもない。九州各県からの移住者が多いので、〝地元〟への意識は総じて低い。「どうでもいい」

7:40発
今はジャスト8:00
西鉄春日原駅に着くのは8:20を越えるか

でも、バス車中、皆、焦るそぶりもない。

増税があろうが、この教育費が上がろうが、給料が下がろうが、われわれ市井の市民はタフネスなんです。

古来ずっと

バスに乗って25分が経過

今朝の一番の気づき。
「ザ・ノース・フェイス」はバブル期にスキー用具で著名だったゴールドウィンなんだ。
ナベちゃんが目指してた会社だな。

初めて知りました。以上

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