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えんどう豆のえっちゃん

「今日から、あなたはえんどう豆のえっちゃんね!」

高校2年生になってクラス替えがあり、初めて2年生の教室に入った日、わたしの後ろの席に座っていた初対面の子からそう言われました。
わたしはフルネームで名乗ったはずです。
「こいつ、やばいヤツやん」と、素直に思いました。
当時のわたしは、このときにもらった「えっちゃん」を10年後も使い続けているとは知りませんでした。


「えっちゃん」はかなりのお気に入り

わたしの本名と1ミリも掠っていないところがお気に入りポイントです。
本名に「え」は当然入っていませんし、ローマ字で書いても「e」すら入っていません。
「えっちゃん」はかなり気に入ってて、他の SNS やゲームのアカウント名にも使っています。
ただ、困ったことに一部のサービスでは「えっちゃん」が使えません。
システム曰く、「センシティブなワードが含まれているため、使用できません」だそうです。

何がセンシティブやねん
「えっちゃん」って聞いて、センシティブと思うやつの方がセンシティブやろ
部分的に、禁止ワードと完全一致したからって弾くなや

note で「えっちゃん」は多分使えると思いますが、なんとなく「えんどうまめ」にしました。

漢字は「豌豆豆」

えんどう豆は「豌豆豆」と表します。
おもしろくないですか?
3文字すべてに「豆」が入っていて、2文字目と3文字目は同じ漢字なのに読みが違います。
熟語としての芸術点がかなり高いです。
こういう芸術点が高い熟語は、わたしが知っている限りでは、「日曜日」や「金鍍金(金メッキ)」があります。
芸術点が高い熟語って見つけるだけでテンション上がるので好きです。
note のクリエイター名を「豌豆豆」にしようかとも考えましたが、読めないと困るのでひらがなにしました。

どのタイミングでもおいしい

えんどう豆になる前の若い芽のときは、豆苗として食べられます。
個人的には、この豆苗のタイミングがいちばんおいしいと思います。
炒め物のかさを増やせて、気軽に栽培できるし、1度収穫した後もまた伸びてきてくれます。
光源に向かって伸びるのもおもしろいですよね。
実際には、日が当たっている部分よりも、日陰側の方が成長するので、まっすぐではなく光源の方に曲がりながら伸びています。
オーキシンという植物の成長を促すホルモンが、光の影になる部分に移動するので、オーキシンが集中する日陰側の方が成長します。
食べてもおいしいし、伸びてきた様子を眺めるのも楽しいです。
光源に向かって曲がっている様子を見ると、「オーキシンが移動したんだな~」と実感できます。
1度の栽培で何度も楽しめておいしいですね。

豆苗から成長していくと、スナップえんどうやグリーンピースになります。
グリーンピースご飯とか大好きです。
ちなみに、豆で言うなら枝豆がいちばんすきです。
普通に塩ゆでもいいですが、卵と一緒にとじた卵焼きなんかもいいですね。


ええと…、なんの話してたんですっけ?
ああ、わたしがえんどう豆のえっちゃんだって話ですね。
先日、「えっちゃん」の名付け親と電話したので、わたしがなぜ「えっちゃん」なのか聞きました。
名付け親曰く「知らない。なんでだろうね」とのことです。

最後まで、閲覧ありがとうございました。


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