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アイドルタイムプリパラ振り返り記録 #29

 こんにちは、Uteです。今回はアイドルタイムプリパラ第29話「グランプリ大決戦!」の再視聴記録を書いていきます。 やってきたグランプリ当日。勢いに乗るしゅうかとゆい達の本気のライブをご覧あれ!ぜひアニメを見ながら or 見終わった後にお読みくださいませ✨


アイドルタイムプリパラ 第29話
Hulu

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あらすじ

 グランプリが近づき、特訓に熱が入るゆい達。完璧なライブを目指すしゅうかは絶対音感を持つミミ子と共に、ギリギリまで全力で練習に励んでいた。大会当日、出番直前になってもしゅうかはまだ特訓を続けていて…。


以下、簡単な注意事項です!
・先のネタバレあるかもです。
・箇条書きまとめになります。
・キャラは敬称略です。



ここは外せない!マックス最高ポイント

華園しゅうかの美学

真のアイドルは努力している姿を誰にも見せないもの

  地下の防音室でオーディエンスには絶対見せず努力するしゅうか、カッコいいですね。完璧に完成された姿のみを提供したいという意志の強さと、実際にやってのける実力が伴っているところが痺れます!

・100%の完璧を目指すストイックガール・しゅうか。
  申し分ない歌唱力を持ち合わせていても、1%のズレもない完璧な出来でない限り練習したい、というストイックさはしゅうかの魅力ですね。その姿に感銘を受けてやる気の炎に燃えるミミ子と、厳しく指導してもらえることが嬉しいしゅうか、良いコンビです。

・個性溢れるそれぞれの練習風景。
  シオンが物を投げて(?!)にのはステップで交わすという特訓や、怪しい雰囲気の場所で信者(ファン)に崇められながらバブリーなダンスをするミーチル等、特訓のクセが強すぎてつい笑ってしまうシーンでした。(ちなみにゆいはSoLaMiに監督してもらいながら特訓と、王道)

地方巡業の成果
  地方を巡って沢山宣伝したことで、大会に多くの女の子達が参加(または観戦)してくれるようになり、成果がちゃんと反映されていることがわかります。クラスメイトやみさき、各地方で出会った女の子達の姿が見えます。ここでぱきら〜ろが流れているのも、トモチケが繋いだ縁が見える良い演出ですね!

・こっそりと散りばめられたプリティーリズム要素
  カフェでのアルバイト中はローラースケートで移動しているみあを見て感動がこみ上げました。サラッとプリリズ要素を入れてくれるところにリスペクトを感じます。しかし、アイドルタイムがたまらない神アイドルって、そんなことあります?!(笑)

・ミミ子のブレない心と、しゅうかの人間み。
  長時間の特訓に付き合ってピアノを弾き、手がボロボロになったミミ子をしゅうかは心配しますが、今は大会を優先すべきと叱責されるシーンに2人の良さがそれぞれ表れてるなと思いました。相手のためならどこまでも厳格になれるミミ子自分に完璧さを求めるものの人の怪我に心が揺らぐしゅうか、どちらも素敵な人間性です。

・ジャストタイミングでポテトを持ってかけつけるみあ。
  これはオタクの深読みかもしれないので軽く流してほしいんですが、持ってくる物といい(バイト先にあったとはいえ)タイミングといい、しゅうかの無茶の仕方を全て見透かしているような気がしてカッコいいー!と思いました。もちろん偶然だとしてもカッコいい救世主です。

・ポテトのかすを舐めとる描写に含まれる意味。
  このシーンって一見面白いのですが、かすも拭き取る余裕の無いほどギリギリまで体力補給のためにポテトを食べていた事実も表していると気付いた時に緊張感すら感じました。限界まで体を追い込んだ状態でステージに挑戦していることがハッキリと示されています。


ユメっちゃ素敵!なポイント

・90度の伸びで人気が急上昇しているしゅうか。あっという間にパパラ宿でいっちばーん!の人気に。
・しゅうか「て!あんた何しとりゃーすか!」(ゴリゴリになまる)
・ミーチルに絡み辛いと感じているしゅうか。
・「セレブリティ〜お金持ち〜」で発声練習するの笑ってしまう。
・ゆいに続き、にのとミーチル、しゅうかの後ろにも光り輝く時計が出現。夢サイリウムの演出はカッコいい!
・額に血管が浮かせながら、できるできる!コールをするファン達。
・眠るファララへ、マメに報告しに向かうゆいの健気さ。


ソーカツ

 アイドルタイムプリパラ29話は、しゅうかの本質がよく見える回でした。これまでのプリパラキャラの中でもダントツのストイックさで努力を欠かさない、しかし汗は観客に見せたりしないと強い意志を持つしゅうか。それを実行してきた自信ゆえの嫌味な物言いも、キャラクターとしての良い味になっていて面白いです。
 今回で改めて、プリパラでずっと争い続けている問題がまた浮き彫りになったのではないかと思います。無印では大きくらぁらvsひびきで表出った「トモダチみ〜んなで楽しむことvs実力の高いステージで魅せること」のどちらを大切にするか論、です。どちらにも優劣をつけられないがために、再びこのテーマはゆいとしゅうかの戦いにも混ざってくることでしょう。ここでどちらかに言及するわけではありませんが、プリパラって何?アイドルって何?と環境や存在について考え続けることが、高みを目指すということなんだろうなと思います。何にせよ、"プリパラ特有のライブが完璧すぎると静寂に包まれる観客"が久しぶりに見れて面白くなってきたと感じました。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!



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