痔瘻の日帰り手術をすることになった
ここでは痔の先生探しから手術の体験談をまとめたいと思います。
痔の先生を探す
痔の名医を探し方については下記に簡単にまとめました。
上記で痔を専門とする医師リストが見れるのですが、それぞれランクがあります。
認定医だと微妙でやはり技能指導医ぐらいのスキルはもっていてほしいところです。複雑痔瘻なんかだと後遺症や手術の失敗もありますし、痔瘻の再発なんかも考えると、最初の医者選びはかなり重要だと思います。
世の中には10回ぐらい痔の再手術をしている人もいるぐらいなので・・・。
基本的に、痔の専門医がいない病院だと専門外の先生が補助的な感じで手術をするため、痛みのケアはないと思ったほうがいいでしょう。
私は、東京都内なのですが、このリストの中から関東の技能指導医の先生に見てもらいたいと思い、痔の指導医がいるクリニックへいってきました。
痔の名医の中には自由診療もいますが、私がいったところは健康保険も使えて、3割負担ですむため安上がりです。
ただ、人気なだけあって肛門外科だと予約がほぼとれません。基本は初診まで2ヶ月待ちですが、ネットからの予約がメインで、キャンセル待ちがあるとわかるようになっています。こまめにWeb予約をみているとたまにポツポツとあいて取ることができます。
痔瘻の診断
キャンセルを見つけて運良く一週間後に予約がとることができました。
当日は、指の診察とデジタル肛門鏡、肛門エコーをだいたい10秒ぐらいで入れ替える早業で見てもらいました。診察は5分もかからなかったです。
しかもデジタル肛門鏡なので、私の目の前のディスプレイに自分の肛門が映し出されてて不思議な気分でしたw
デジタル肛門鏡は下記のサイトでも紹介されていますが、患者さんが自分の肛門内を見れるのが良いと思いました。まだ導入していない病院・クリニックはたくさんあると思いますが、パソコンに画像として残せるのもいいですね。
診断はあっという間にでて、なんと痔瘻とのこと・・・。
痔瘻の管は細くて1型の皮下痔瘻よりも深い感じでした。
6月に切れ痔になり、7月に血栓性外痔核になり、8月になって酸化マグネシウムで良くなってきたのに、さらに痔瘻になるなんてそんな事があるのか!と・・・
切れ痔から、たった3ヶ月でここまで症状が進んだのでびっくりです。
6月時点で、胃腸内科クリニックにいってネリザ軟膏とボラザGは処方されていて毎日塗っていたのですが、切れ痔から便が入り大腸菌が繁殖して痔瘻になってしまったようです。
たぶん、切れ痔後にモデルナワクチンを2回摂取して高熱がでて免疫力が落ちていたので、そのときに痔瘻になってしまったのかもしれません。ほんとコロナを恨みます。
手術の日をおさえる
痔瘻ですが手術しますか?ということで、私はある程度、手術も覚悟してたのでYesと答え、すぐさま日帰り手術の日を抑えてもらいました。
やはり混んでいるため手術日は、2ヶ月後になりました。
ちなみに日帰り手術で、入院と違って2日目から日常生活をおくれます。
痔瘻の診断後は、手術のための心電図と採血をします。こちらも看護師さんがテキパキしてあっという間に、説明して採血まで完了しました。
麻酔は、腰椎麻酔と静脈麻酔を使うとのことでウトウトする感じで15分程度で終わるとのこと。静脈麻酔を使わない病院もあるのでありがたいです。
あとは、クリニックが自宅から40分ぐらい離れていたので、前日から手術日、翌日の検診まで3連泊でビジネスホテルを予約しました。
手術代が2万~4万、診療費が5千円、薬代が5000円、ホテル代が2万円で合計しても10万ぐらいになると思います。
こんな感じであと2ヶ月、痔瘻を悪化させず待つのみです。
入院より日帰りを選んだ理由
複雑な痔瘻だと術後が大変なので入院したほうがいいですが、単純痔瘻の場合は、日帰りのほうがメリットが多いです。
痔瘻の手術は、腰椎麻酔をするのですが、下半身が麻痺してしばらく尿がでなくなるので病院だと必ずカテーテルをします。このカテーテルが激痛(男性の場合は尿管が長いので)なので男性はなるべくカテーテルを入れない日帰り手術を選択したほうが良いかなと。
あと料金が入院する場合の3分の1ぐらいですむのと、病院の味気ないご飯を食べる必要もありません。コロナのことを考えても日帰りのほうが安全かなと思いました。
手術後のQA
いよいよ手術日が近づいてきました。2ヶ月間は、痛みもそこまでひどくなくすごせました。
痔瘻手術の術後の痛みなどについて調べていた所、指導医の小林先生のコラムがあり参考になりました。下記自分用に気になった部分を引用しました。
https://www.komura-koumonka.com/column.htm
日帰りだとだいたい手術は15分~30分程度。静脈注射をするところは、1時間から3時間まって帰宅できます。尿を出さないといけないので、もし麻酔で尿が出なかった場合は、カテーテルをする場合もあるそうです。
痔瘻の手術後の食べ物
気になったのは、手術後に排便痛があるのでそれを少なくすることですね。食べ物については、指導医のきたやま先生のクリニックに書いてありました。
繊維の多いものは、便が太くなりやすいので避けたほうがいいということですね。
便秘対策でよくあがるものはNGです。わりと和食はNGになってしまいます。
大丈夫そうなのは、たまごのサンドイッチ、梅おにぎり、鮭おにぎり、お魚、うどんあたりでしょうかね。
痔瘻手術の当日の内容は下記にまとめました。
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