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ITパスポート試験まであと4日【情報システム戦略】

情報システム戦略について学びました。
情報システム戦略とは、情報システムを活用した機能別戦略のことです。新たに情報システムを開発する際に、情報システム戦略の立案が行われます。
 
情報システム戦略の立案時の注意点
情報戦略を立案する際は、「情報システムのあるべき姿を明確にする」「情報システム全体を最適化する」「経営戦略に基づいて情報システム戦略を設定する」の3点を考慮して検討することが大切で、むやみにシステム化するのではなく、業務の現状を正しく把握して経営戦略の実現のために最適な情報システムを導入することが重要となります。正しい判断により最適な情報システム化が図れれば「業務の効率化」「業務支援」といったメリットが得られます。

EA(エンタープライズアーキテクチャ)
企業や政府など、大きな組織の情報システムを最適化するための手法です。部分最適化が進んだ組織はシステムが縦割りになってしまい、横とのつながりがなく、システムを個別にしか見ていません。EAでは、システムの要素を4つに分類して複数のシステムを横断的に分析します。
EAでは現状とあるべき姿を比較して差を明確にします。そのため最初に現状を把握するために、社内のデータを集めて分析する必要があります。
企業内のさまざまなシステムに蓄積されているデータを一元的に検索するための仕組のことを「エンタープライズサーチ」といいます。

SoEとSoR
社内の都合だけでなく、顧客の視点を取り入れたシステムのことをSoEといい、ユーザーのニーズにあったサービスやシステムを構築することで、ユーザーとのつながりを強化します。一方、従来のシステムのように手作業を自動化するだけのシステムのことをSoRといいます。

情報システム戦略では
・情報システム戦略を立案する際は、あるべき姿を明確にしたうえで全体最適を考え、経営戦略に基づいて計画を立てる。
・EAは、企業や政府など、大きな組織の情報システムを最適化するための手法。
・エンタープライズサーチとは、企業内のさまざまなシステムに蓄積されているデータを一元的に検索するための仕組。
・SoEとは、ユーザーとのつながりを強化するシステム。

以上の4点はITパスポート試験でよく出題されるようなので、しっかりと覚えたいと思います。

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