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ITパスポート試験に向けて2日目【システム企画】

今日はシステム開発について学びました。
システム化していく際には、「企画→案件定義→開発→運用→保守」の5つのステップでシステムを開発していきます。

システム開発に関わる4人
システム開発を行う際「経営者」「情報システム部」「ユーザ」「ベンダ」の4人の役割があります。
システム開発は、経営者の指示を受け情報システム部が開発業務を行ないますが、自社開発を行うよりも、ベンダと呼ばれるシステム開発会社に委託することが多いです。実際に完成したシステムを利用する人のことをユーザといい、この4人の関係性を理解しておくことがとても重要です。

ソフトウエアライフサイクルプロセス
ソフトウエアの企画、案件定義、開発、運用、保守までの一連の活動のことをいい、それらの活動内容を定義した国際規格です。
ISOでも標準化されており、このほかにもシステムライフサイクルプロセスという国際規格もあります。

共通フレーム
システム開発に関わる人たちが、同じ言語で話ができるように用語などの定義を統一した本です。システム開発におけるこれらの用語の定義が統一されていないとトラブルの原因となってしまいます。そういったトラブルを防ぐために、独立行政法人情報処理推進(IPA)が主体となって、共通フレームという本を作成しています。

共通フレームは、ソフトウェアライフサイクルプロセス(ISO/IEC 12207)と、システムライスサイクルプロセス(ISO/IEC 15288)の2つの企画をまとめ日本独自のアレンジを加えたガイドラインです。

※1 SBクリティブ株式会社発行
令和4年度いちばんやさしいITパスポート
絶対合格の教科書+出る順問題集より引用

5つのプロセス
共通フレームは柔軟に運用できる指針ですが、ITパスポートでのソフトウエアライフサイクルは「企画→要件定義→開発→運用→保守」の5つのプロセスに分類されます。
・企画:
経営目標を達成するために、システムに必要な案件を集め計画を立てるプロセス。
・要件定義:
業務を行うのに必要な要件を決めるプロセス。
・開発:
システムを作成するプロセス。
・運用:
システムの本番の移行やシステムを安定的に稼働させるプロセス。
・保守:
不具合の修正やソフトウエアのアップデートなどを行うプロセス。

ITパスポート試験では、5つのプロセスでの出題が多いようですが、過去には運用が抜けた問題も出題されたこともあるそうです。プロセスが抜けることはあっても順番が変わることはないので、5つのパターンの順番をしっかりと覚えて、5つでないパターンでも対応できるようにしたいと思います。

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