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ITパスポート試験に向けて7日目【システム案件定義】

今日は、システム案件定義について勉強しました。
開発プロセスの最初の工程で、これから作るシステムで実現したいことを決めるためシステム案件定義を行います。
どのようなシステムを開発会社と明確にしていく工程で、この工程はとても重要な工程となります。システムに必要な条件をきちんと書類に残し共有することで責任の所在を明確にでき、トラブルを未然に防ぐことができます。

システム要件
業務要件のうち、システムで実現する要件で、具体的にはシステムに必要な機能や性能を決めます。世の中のあらゆるシステムには、そのシステムに求められる機能や性能があります。そのため、開発プロセスの最初に案件定義を行い、そのシステムに必要な条件を明確に決める必要があります。

機能要件と非機能要件
システム要件は、機能要件と非機能要件の2つに分類できます。
・機能要件:ユーザへのヒヤリングで明らかになったシステムに必要な機能。
・非機能要件:ユーザへのヒヤリングでは出てこないが、システムに必要な性能。

品質特性
ソフトウェアの品質を評価する基準です。品質特性には、機能性、信頼性、使用性、効率性、保守性、移植性の6つがあります。

※1SBクリティブ株式会社発行
令和4年度いちばんやさしいITパスポート
絶対合格の教科書+出る順問題集より引用

システム要件定義の共同レビュー
開発側と発注者側の両者で内容を確認して、誤りや相誤点がないかをチェックすることを、共同レビューといいます。システム案件定義のプロセスで、事前に要件を文書にして共同レビューを行うことでお互いの考えに相誤がないことを確認します。

システム要件定義では
・システム要件定義とは、システムに必要な機能や性能を決める工程である。
・システム要件とは、業務要件のうちシステムで実現する役割のこと。
・システム要件には、機能要件と非機能要件の2種類がある。
・機能要件とは、ユーザも把握しているシステムに必要な機能。
・非機能要件とは、ユーザが把握しきれていないシステムに必要な性能。

以上の5点はITパスポート試験によく出題されるようなので、しっかりと覚えたいと思います。

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