ITパスポ-ト試験に向けて6日目【システム開発技術】
今日は、システム開発について学びました。
システムとソフトウェアの違いについて、きちんと理解しておくことがITパスポート試験においてとても重要となります。
【システムとソフトウェア】
システムは、ハードウェアとソフトウェアから構成され、ソフトウェアはシステムの一部です。例えば、サービスディスクの業務を行うには電話機や電話回線、パソコンなどのハードウェアが必要です。そしてパソコン上ではメールソフトやオンラインチャットなどのソフトウェアが動作しています。これら2つを合わせてシステムと呼びます。
【システム開発】
必要なハードウェアを調達し、必要な機能を持ったソフトウェアを新たに作ることです。手作業で行っている業務をシステムに置き換えることで業務を大幅に改善することができます。また、業務を改善するには経営や法律、会計などのストラテジ系分野の知識も必要で、その知識がないと部分最適になってしまいます。
【ソフトウェアライフサイクルプロセス(SLCP)】
主に「企画」「案件定義」「開発」「運用」「保守」の5つのプロセスから構成されています。このうち、開発、運用、保守の3つのプロセスの全体像は次の通りです。
このうち、ITパスポート試験では「開発プロセス」に関してよく出題されるようです。
【開発プロセスの概要】
下記はウォーターフォールモデルを用いた場合の一例です。
①システム案件定義:システムで実現したいことを決める。
↓
②システム設計:システム案件定義で決めたことを実現するために、ハードウェアとソフトウェアの仕様や動作を決める。
↓
③プログラミング:実際にソースコードを書く。
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④テスト:システムが仕様どおりに動くか確認する。
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⑤ソフトウェア受け入れ:完成したソフトをお客様へ納品する。
さまざまな開発モデルがありますが、ウォーターフォールモデルがITパスポート試験においてよく出題されるようです。
システム開発では、システムとソフトウェアの違いや、どのようなプロセスで開発が進められているのか、しっかりと理解したいと思います。
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