京丹後探訪① 2024.7.6(219)

 まちづくり専門家として有名な木下斉さんが主催する「狂犬プレミアムツアー」に参加してきました。今まで、鶴岡、高野山と参加させていただき、今回は3回目、今回の訪問先は、京丹後です。テーマは、「真のローカルリトリートに挑戦する京丹後で地方の新たな可能性「健康×美容×美食」を学ぼう」でした。

 2023年にサウナシュランを受賞したフィンランド式サウナと米ぬか酵素風呂が体験できる温浴施設「ぬかとゆげ」の他、薪を使ったローカルガストロノミー(2箇所)での夕食、与謝野町のクラフトビールの醸造所での昼食・セミナー、「ぬかとゆげ」オーナーである吉岡医師が経営するよしおかクリニックの見学等、盛りだくさんの内容でした。

 47都道府県を一通り回ったことがある石川ですが、京丹後はおそらく初めての訪問になりました。京都府だから東京から電車で3時間くらいかなと思っていたところ、前日になって5時間ほどかかる事に気づき、早朝6時15分ののぞみに乗って出発し、京都から天橋立までの特急に乗り、天橋立を2時間ほど観光しました。

 実は、京都から天橋立までの特急電車が平日にもかかわらず満席で、当日キャンセルと思われる席を確保したので、2時間立ちっぱなしにならずに済みました。乗客の約半分が外国人と見受けられ、京都がオーバーツーリズムの状況に陥るなかで、天橋立くらいまで足を伸ばす外国人観光客が多い事がわかります。

 天橋立からローカル線に乗り換えて、京丹後市に到着、人口5万人ほどの正直何もない地方都市といった印象でした。駅前には、ほとんど人がいません。こんな悪い立地で何ができるのかというのが第一印象でしたが、この後、面白い人達に会いすぎて、良い意味でその印象は覆される事になります。

 2泊3日だったのですが、初日は平日だった事もあり、オリエンテーションに参加したくらいで、後はリモートでのビジネスミーティングが続きます。結局、滞在ホテルに併設している「ぬかとゆげ」にも入れず、仕事モードになっていました。

 初日の夕食はレストランrawへ、オーナーシェフの坪倉氏は京都で修業を積み、昨年、Uターンして京丹後市で開業されています。水平線を見渡せるカウンター8席に座り、薪、ナチュラルワイン、お肉、フランス料理を堪能させていただきました。
https://www.instagram.com/tsubokura.fumiaki/


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