松江歴史探訪③ 2024.6.24(207)

1.      明々庵

続いて明々庵にお邪魔しました。
https://www.kankou-shimane.com/destination/20621

「明々庵は松江城北方の塩見縄手裏手の赤山の台地の上にあります。当初は殿町の松江藩家老有沢家本邸にありましたが、明治維新後転々とし、昭和41年(1966)、不昧公150年祭を期して現位置に復元されました。一時期、菅田奄(かんでんあん)同様、松江北部の西川津町菅田の有沢山荘にあった事もあります。安永8年(1779)に松江七代藩主治郷(はるさと)(不眛:ふまい)が指図して建てたので、同じ不昧の指図の菅田庵より14年ばかり古いです。4度の移築で古材は大半失われましたが、創建当時の姿をそのまま再現されています。本席は二畳台目、下座床、炉は向こう切りです。この本席と水屋・鎖の間は、元の姿を残しているといわれ、県の文化財に指定されています。入口を入って右側に飾雪隠付待合があります。台地上にあるので眺望は格別です。特に上り口の石段中途の小憩所付近から変わった角度の松江城が望めます。また付属の百草亭(ひゃくそうてい)では抹茶を出してもらえます。」

2.      田部美術館

 続いて、田部美術館にお邪魔します。
https://www.kankou-shimane.com/destination/20673

 「山林王といわれた雲南市吉田町の田部家25代にわたるコレクションの中から、特に茶道関係のものを選んで展観する美術館です。創設者は昭和54年(1979)11月の同美術館オープン直前に亡くなった元島根県知事田部長右衛門朋之、鉄の錆色を生かした特殊な鉄板ぶきの入母屋(いりもや)づくり2階建の本館は、島根県立博物館や県立図書館等を手がけた菊竹清訓(きよのり)の設計です。展示品の中には、茶人大名不昧(七代藩主治郷)の所蔵だった「秋埜(あきの)」の銘のある青井戸茶碗はじめ、瀬戸の茶人れ「京わらべ」等、不昧公ゆかりの名品がいくつかあり、茶どころ松江らしい美術館です。」

3.      中村茶舗

松江で抹茶を製造・販売している、中村茶舗さんにも訪問しました。島根県は、茶葉の生産量が少ない事もあり、中村茶舗は各地の抹茶のブレンドを行っており、私の投資先があるバンコクでも事業を展開しているそうです。
https://www.nippon-tea.co.jp/

「色よし、味よし、香りよし。
この3つが揃ってこそ、中村茶舗のお茶です。

島根県は、茶葉の生産量が少なく、県内産のものだけではとても需要が追いつきませんでした。そんな中、江戸から明治にかけて全国のお茶の味をききわける闘茶という遊びが流行し、初代・末吉はその名士でした。その能力を生かして、中村茶舗は、独自の日本茶ブレンド技術を代々受け継いでいます。現在販売している各銘柄の御抹茶・お煎茶は中村茶舗オリジナルブレンドの日本茶になります。」


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?