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ママ薬剤師のストーリー vol.1 周りとは違う働き方

「週5日フルタイム勤務はしたくない」
「自分の時間を確保しながら、子育ても充実させたい」

こちらでは、薬剤師の資格を活かして周りとは違う働き方をしている欲張り薬剤師の仕事について紹介します。調剤業務だけではない薬剤師の働き方について参考になれば幸いです。

今の働き方、過ごし方

初めまして、中田早苗です。
私は、薬科大学卒業後、病院薬剤師として約7年間勤務していましたが、結婚・出産を機に現在は、リモートワークを中心に働いています。友人には、「家で薬剤師の仕事をしているの?」と聞かれることがありますが、基本的には全て薬剤師業務です。

薬剤師は主に、病院、調剤薬局、ドラッグストアでの調剤業務を想像されがちですが、それ以外にも意外と薬剤師の仕事は多くあります。私は、医療系コラムのライティング(記事執筆)の仕事や、薬局のマニュアル作成業務を業務委託という形でフルリモートで請け負っています。

ただ、私は1日中ずっと家で仕事をするのは週3日が限界なので、残りの日は派遣薬剤師として調剤薬局で仕事をしていたりもします。リモートワークの日は、合間に家事をしたり気分転換にカフェに行ったり自分のペースで働くことが出来るので今の自分にとってはとてもバランスがとれていると感じています。

大変だった経験

一昨年に子供が産まれましたが、出産前までは正直なところ、子育てしながら今までと変わらずメキメキ働く気満々でした。しかし、思っていた以上に、子育ての大変さを身に染みて感じました。

例えば、突然の発熱で仕事を休まなければならないことや、子供の食事の際は、横でサポートが必要な事、20時頃になると子供の寝かしつけが始まり高確率で一緒に寝落ちしてしまったり…。子育てあるあるですが、実際に経験して改めて実感する大変さです。

何をするにも目が離せないのはもちろん、子供の時間軸で毎日を過ごすので、自分に合った働き方が見つかるには少し時間がかかりました。世の中の働くママさんを本当に尊敬します。

当時は深夜、家族が寝静まってから仕事をすることもありましたが、今思えば結構大変でしたね。現在は、子供が保育園へ行き始めて、お迎えの時間までは仕事が出来るので、限られた時間の中で、効率よくタスクをこなしていくように生活や仕事に工夫が生まれた気がします。

将来したいこと

私は今、SNSにとても力を入れていて、特にInstagramとTikTokは毎日更新しています。というのも、今のリモートワークのご縁も全てSNSがきっかけでした。SNSは仕事や働き方の可能性を持っているということは、薬剤師の中でもあまり知られていないと感じます。SNS発信をしっかり行っていく中で、今以上に今後の仕事や個人の活動につなげていけたらと思っています。

将来は、調剤以外の働き方をマルチに行うオンライン薬剤師としての認知を広げていきたいと考えています。オンラインの場合、時間や場所を選ばないので、ママさん薬剤師はもちろん自分自身の強みを活かした働き方ができると思います。あと、まだ企画段階ですが、銭湯とサウナが好きなので、お風呂系の案件が獲得できる”銭湯薬剤師”になりたいですね。

私は、今後も1つの会社で週5日フルタイム勤務をすることは、多分ないと思います。珍しいと思われることもありますが、私自身、今の仕事はとても充実していて楽しいのでそれが一番かな、と思います。

薬剤師だからよかったこと

ありがたいことに、薬剤師という資格は本当に多くの場面で活用することができていると感じます。病院勤務を辞めて、少し好きな活動にシフトできたのも薬剤師というバックグラウンドがあったということはとても大きいです。

また、薬剤師は女性が多い業界で、パートや派遣求人も多くあり、時給も比較的高めなので、いざというときは仕事を見つけやすいメリットがあります。

ただ、薬剤師は人件費が高額なため、今後は薬剤師数を減らして登録販売者を増やすということも耳にします。なので、個人の価値を上げられるような何か武器を持つ薬剤師が重宝される時代になってくるのではないかなと想像しています。そのためにも、自分の強みを活かしたオンリーワン薬剤師になれるといいですよね。

【snsアカウント】
Instagram:https://www.instagram.com/870ph/
TikTok:https://www.tiktok.com/@870ph


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ありがとうございます。
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