相続放棄する。なんて人生だ!
人生いろいろあるな~と思って生きてきた。
なんでうちだけ!って思った子供の頃。
笑顔の下にみんな事情を抱えていることを知ったのは三十路。
それでもいろいろありすぎな!って思ったのはアラフォー。
兄弟に手紙の内容を話し、相続放棄を考えてることを伝える。
みんな、思いは同じ。同意をもらう。
それから、もう連絡することもないと思っていた、
「美しい思い出は写真の中だけ」な場所へ電話。
お手紙をいただいた親族に詳細を伺う。
相続する財産が!なんとあるらしい。
負のほうだけかと思いきや。なんとプラス。
手紙の内容がおどろおどろしく感じていたので、少し安堵。
葬式やらのお礼を言い、相続を放棄することを伝える。
手紙をもう一度読む。
司法書士の領収書もあった。
相続順位は私たちが上。
どうすることもできず、仕様がなく私たちの住所を調べたんでしょう。
そのことも謝っておられた。
当たり前のことだから、ごめんなさいと言わないでと思った。
それでも、突然の手紙は気持ちが悪かった。
だから、思っただけで口にはしなかった。