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お菓子をつかってプログラミングを学ぶ「GLICODE®(グリコード)」を使ってみた

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「今日のおやつはポッキーだよ!」


おやつを食べる前に、ちょっとプログラミングで遊んでみませんか?
(決して、食べ物は粗末にはしないです!)


グリコ「GLICODE®(グリコード)」

ポッキーやビスコなどでおなじみの「グリコ」から、
楽しく簡単にプログラミングを学ぶことができるアプリが提供されています。

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オリジナルキャラクターの「ハグハグ」

泣いていたり悲しんでいる子供のもとへ動かしていきます。

このとき命令に使うのが、ポッキー!

しかも、このアプリ全国の小学校の授業で使われているそうです。

詳しくはこちらにまとめました。↓


アプリはこちらです。↓


さあ、始めましょう!

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【用意するもの】
・「GLICODE®(グリコード)」アプリ
・ポッキー
・キッチンペーパー(ポッキーの下に敷くもの)

今回は、iPhone11Pro、iOS13.5.1 で試しました。

アプリをスタートすると『チャラッチャッチャ〜 チャラッチャッチャ〜』
と、体がリズムをとりやすい音楽が流れてきます。

優しい命令から順に難しくなっていきます。
全部で39問

全部、「ハグハグ」が子どもたち目指して進んでいき、ハグしてクリアです。

ポッキーをおいて、カメラでポッキーの向きを認識して、画面左に命令文を追加していきます。

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うまく命令ができればクリア

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失敗すると

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直感的にできるアプリだな、と思います。


ポッキー認識率

アプリサイトで、ひとつ気になることがありました。

評価が低い…。
画像きれいで、わかりやすく、音楽も軽快で良いアプリだと思うのですが…。

なぜだろうとコメントを読んで見ると、「ポッキーをうまく読み取れない」
というものでした。

どれどれ。

ポッキーの置き方としては、上下左右、ループ用の斜め置きくらいしかありません。
一本置きだと、認識します。

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チョコ部分の方が方向のようです。
認識できたら黄色のラインが出て、ひだりに「右にうごく」が出ます。合っています。

でも、複数置くと結構認識が難しくなっていきます。

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あまり暗いと、ポッキー自体の認識率がさがります。
キッチンペーパーのシワを拾ってしまっています…。

本家ポッキーでもうまく命令にするのが結構難しい。


ならば、つぶつぶポッキーは?

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命令が一つ多いぞ!


極細ポッキー

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あぁ。画面が暗い。シワ読み取っている!


いかにして、ポッキーをうまく認識させるか。
いかにして、思い通りの命令を表示させるか。

そんな戦いになっていきました。
(子どもたちは、それはそれで楽しんでいましたが)


そして、ポッキーのチョコが溶けてきてしまいました…。


代用品で試してみる

やはり、夏場のポッキーは危険です。
クーラーのガンガン効いている部屋だと大丈夫だと思います。

息子は、他のもので試してみました。

◯鉛筆

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ポッキーと同じように真っ直ぐなので、認識はしてくれました。
でも、「下」に行ってもらいたいのに「上」…。
鉛筆を上下反対にしてもだめでした。(削った方もうまくいきませんでした)

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◯爪楊枝

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ペンで爪楊枝を塗ると、下につきそうなのでガムテを巻いてみました。

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認識しました。このときは、うまく「下」で認識してくれました!

◯鉛筆の線

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真っ直ぐだったら、いっそ、書いた線でいいんじゃないかと、思いました。

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薄すぎて認識できず…。

もう少し濃ければ認識したでしょうか。


「GLICODE®(グリコード)」を使ってみた感想

小学校の教材としても使用されているアプリなので
見た目、音楽や難易度などとても良いと思います。

そして、アプリサイトの充実。

YouTube上での使い方や実際の授業風景の動画。

いろいろと揃っています。


でもカメラで認識させるのが難しかったです。

本筋ではないところに意識がいってしまうのはもったいないな、と感じました。(我が家では盛り上がりましたが)

なかなかすべての端末でうまく認識させるのは難しいと思います。
(テストが大変)

ポッキーのチョコ部分なし部分での判断ではなく、他のお菓子の方がいいのかなと、元も子もないことを考えてしまいました。
(「カプリコ」←大きい! とか、「キ◯コの山」←他社製品! とか)

うまい認識方法があれば教えて下さい。


※記事内のキャプチャは「GLICODE®(グリコード)」アプリ内の画像を、撮影した画像を使わせていただきました。


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