見出し画像

人と共感する喜びの大切さ〜「ジョジョの奇妙な大冒険」に徐々にハマってみた〜

最近始めたパートで知り合った若い仲間に勧められ、「ジョジョの奇妙な冒険」を見始めました。いや、正確にいうと少し前から気になっていて、Netflixで一部と二部、三部の途中までは頑張って観ていたんです。「頑張って」という言葉からわかるように、ハマるまでは至らなかったんですね。とにかく長いのでハマらないと観続けるのは苦痛。

娘の友達の中にもファンは多いし、国民的人気漫画だと言われるからには、私でもハマれることがあるはずだ!と我慢して観続けていましたが、三部で挫折してました。。。

私のジョジョ歴は中途半端なままの中でのある日、若い仕事仲間にふとジョジョについて聞いてみることに。すると、彼女はジョジョの大ファン。原作本も大事にしていて、自分の結婚式のディスプレイにもジョジョを活用したほどだったということが判明。

ここまで人を魅了する作品なのだから、ジョジョには絶対に何かある!その何かをやっぱり私も知りたい!
彼女の言葉を信じ、一番のおすすめだという「第五部 黄金の風」からジョジョを再開してみることにしました。

観始めてしばらくは我慢の時。。。やっぱりこの世界観。。。キャラクターの奇抜なファッションセンスと、感情の動きの激しさについていけず、苦しみます。
やはり五部でもダメなんだろうか。。。ジョジョ好きな人の気持ちは私には理解できない領域なのだろうか。。。

そんなふうに諦めかけていたその時!私にやっと歓喜の瞬間が訪れます!
黄金の風シリーズ第15話から16話にかけて。フィレンツェ行きの列車の中での暗殺者とブチャラティの死闘!「ザ・グレイトフル・デット」この回で、私のハートはゆっくりとブチャラティに持っていかれることになります。

変な髪型だし奇抜なスーツだけど、それを着こなしているところがカッコイイ💓と思えるほどにブチャラティに惚れてしまう結果に 笑 

この回から次はもう、観るのが辛くない。むしろ早く次が観たい!もっと時間があったらいいのに!とこの領域に達することができた私。これで私も立派なジョジョファンです。「黄金の風」を最後まで鑑賞し、大満足。

興奮冷めやらぬ私は、ジョジョのスピンオフシリーズにまで手をだし、この感動を与えてくれた仕事仲間の彼女に大感謝を伝えます。感動を伝えていると、彼女の一番好きなシーンも、フィレンツェ行きの列車のシーンだったことが判明。久しぶりに好きなモノに共感できる人とのおしゃべりの楽しさを味わうことができました。

大人になってから知り合う人は、仕事関係だったりママ友だったり。中には仲良くなれる人もいるのですが、大半はそうじゃなくても付き合う必要があり、好きなモノまで同じではなくても会話は成立させるもの。

それはそれで「こんな考えもあるんだ〜」という新しい発見につながるという喜びもありますが、これよりも人間には「共感」と言う喜びの方が強い気がします。
私が最初は我慢しながらもジョジョを見続けたように、誰かと共感したい、共感して欲しい。この欲求はやはり強い。

「自分のことを誰にもわかってもらえない」といじけてしまうことがあるのも、人間にこの欲求があるから。つくづく人間は一人では生きていけない、誰かに承認されてこそ生きる喜びが見出せる生き物なんだなぁ。。と。

さらに、今回のジョジョの件で、最初は相手のことがわからなくても時間をかければいつかわかる時もくる!ということも経験しました。裏を返せば、「自分のこともいつかわかってもらえる日が来るかも」という希望になります。

ジョジョを通して、より深く自分のことを知れた気がします✨
そして、ジョジョファンの仕事仲間の彼女のことも、より深く好きになれました。
こうやって、みんながこれからの多様性を大事にする世界を楽しんで行けたらいいなと思います。

追伸 とにかく「ジョジョの奇妙な大冒険」はおすすめです!「黄金の風」シリーズからぜひ観て、感想を語り合いましょう〜♪


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?