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ママの健康と子どもの発達を守るお部屋作り

そろそろ桜も満開!お子様とお散歩がてらお花見の季節ですね♪

新生活や仕事復帰に向けて、家の中を少しずつ整えたいなと思うママさんも多い時期かと思います。

そこで大した事ではありませんが、私が普段意識しているお片づけポイントをちょこっとご紹介します♪

①生活導線を意識する

例えばお風呂から上がって→タオルを出して→ベビーオイルを塗って→オムツや下着を出して→パジャマに着替えるまでの導線や、洗濯ものを干して→取り込んで→畳んで→仕舞うまでの導線に無駄が無いように物を置いていくと、エネルギーも時間も効率よく使えます♪一つの目的を達成するのに、行ったり来たりになっていませんか??

②使用頻度が高い物はしゃがまないで取れる場所にしまう

立ったりしゃがんだりする動作。これは結構身体に応えます。ましてや、お子さんを抱っこしたりおんぶしたりしていると、肩腰への負担は相当です。なるべく食器やタオルなどの日用品は、目線の高さで仕舞える場所が無いか見直してみると良いかもしれません。軽いものであれば、しゃがんで取るぐらいなら、背伸びして取る方が体の為には良かったりします♪

③低い位置にある引き出しには安全な物をしまう

我が家ではあまり引き出しロックを使用していません。使用していたのですが、早々に破壊され、それ以降付け直していないんです。笑

もちろん、安全面を考慮して付けるのは大切な事なので、皆さんは必要に応じて使用して下さいね。

ただ、ちょっと工夫すれば、どこもかしこも〝ロックしなければ!〟とお金や時間や神経を費やさずとも、安全に生活は送れます♪

たとえば、私はキッチン付近にある一番下の引き出しにはタッパーだけを沢山入れています。そうすると、そこは開けられても特に危険はないので、こちらもイライラしたり神経を使わずとも、料理に集中できます。出すならめいいっぱい出させておいて、後で仕舞えば良い話。

しかも、大抵子どもはママの側で遊びたがるので、そこで遊んでてくれるなら、お互い顔も見えて安心です。

何より、子どもは本物を見抜きます。笑

なので、いくら引き出し風のおもちゃなどを渡しても満足しないですよね。リモコンやスマホなどでも同じ様な経験、あると思います。

だったら、本物の引き出しを好奇心のままに開けたり閉めたり出来る方が良いのかな...と思います。

おもちゃに溢れている現代ですが、日用品って最高のおもちゃになりますよね♪

目の届く範囲で、気の向くままに、ママの真似をしながら育っていく。それって、きっと昔から変わらないんじゃないかなと思います。

理学療法士的な視点からお話すると、発達って〝原始反射〟というお腹の中に居る時から既に兼ね備えている無意識的な反応(動き)から始まって、それが徐々に中枢神経の発達により統合されるんです。

その過程で、偶発的に手や足に気付いたり、思いがけず寝返ったりしながら、赤ちゃんはどんどん新たな動きを獲得していきます。

さらに、視力も発達していき、目で見て、それを触って、舐めて口で確かめて...そうやってまずは自分を知り、そして周りを知っていきます。

発達とはそういった本人の活動の中で自ら動きを獲得して進んでいくものなので、動けるようになってきた赤ちゃんが、興味を持って何かに手を伸ばす。そのチャンスはおうちの中にもたくさんあった方が良いのかな...と私は思います。

そこから指先を動かしてより探ってみたり、もっと先に進んでみようとハイハイしたり、高いところを見てみたいと踏ん張ってみるものです。大人だってそうですもんね。

おもちゃを沢山用意するよりも、安全なお部屋を作ってあげて、安全な扉をつけておく。安全な日用品をしまっておいて、側でなるべく見守ってみる。
それで十分なのかもしれません♪

ドラマに出てくるような完璧なお部屋を作る必要はありません。とにかく、子供が興味を持って自ら動いて自ら探る。その好奇心の芽を摘まないための空間を作れば良いのかなと思います。

子どもはどんどん成長しますから、どんどん高いところへと素敵なインテリアは避難させられ、最後は納戸行きかもしれません。笑

でも、それもきっと今だけ。
目を輝かせて、鼻息荒くして、自分や自分の周りを知ろうとしている。その素敵な幼少期は、意外と一瞬で過ぎ去ってしまうようです。

ガサガサ家中をかき回したり、いたずらに見えるようなことをしていても、こうやって医学的な視点で発達段階を見ていくと、ちゃんと意味があります。

ちょっとの工夫や捉え方で、きっと身体も心も軽くなりますよ♪

私も日々子供との暮らしの中で、お片づけに追われてますが...時々お部屋を見直していきたいと思います。

ママの健康と子どもの発達を守るお部屋作りについてでした♪

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