見出し画像

MT5期間レポート分析ツール

※2023/04/01 下記3点アップデートしました。
・MT5側の出力形式変更に伴う修正
・集計表の文字表示調整
・PDF保存時の範囲修正

※取引履歴が200件ちょっとで計算が止まってしまうバグがありましたので修正しました。お手数ですが、購入済みの方は再DLをお願い致します。

※2021/09/05アップデートしました。
通貨ペア別の取引量(ロット数)が見れるとタリタリ等の報酬計算などに役立つかもという意見を頂きましたので、通貨ペア別に取引量を確認出来る様に項目を増やしました。一番右の項目に追加しております。購入済みの方は再DLしてご使用ください。

今回は【 MT5 】用です

前回MT4の期間レポートを通貨ペア別に集計するツールを作成しましたが、今回は自身がMT5に乗り換えている事もありMT5専用で作成しております。ですのでMT4の期間レポートには対応しておりませんので、MT4レポートから通貨ペア別のデータを分析する場合はコチラ(MT4期間レポート分析ツール)をご利用ください。

ブログを読んで頂いている方はご存知かと思いますが、MT5に乗り換えた経緯はMT5にはエリオット波動を描く機能が標準で搭載されているからです。数あるEAやインジケーターがMT5向けに作成されていないとは思いますが、自身のスタイルではそれらを必要としない為裁量トレードはMT5へ乗り換えました。
しかしMT5でトレードしていく上でも、やはり通貨ペア別の色々なデータが知りたい・・・。でも見れない。。。じゃあ作っちゃおう!という事で作成しました。

注意点

大事な事なので2度言いますが、MT5で出力するレポート分析用です。

Microsoftのエクセルベースで作成してます。VBAで分析処理が動作しますので、VBAが入ってないと動きません。(大体デフォルトで入ってます
Excel2010で作成して2007と2010で動作確認してますのでそれ以外での動作保証は致しません。が、2007以降であれば恐らく動きます。
前回リリースしたMT4期間レポート分析ツールに関しては今のところエクセルのバージョン違いで動作しないとの報告は来ていないので余程古くなければ大丈夫だと思います。
正常にデータが抽出されない・動かない等の問い合わせにもキリがないので基本的には対応しませんが、詳細を報告して頂いてあまりにも同様の内容が多ければ検討します。
一応複数名の環境で動作確認しておりますので、基本的には問題ないかと思います。

また作成にあたり海外FXのXMTradingにおけるMT5のレポート機能を使って動作確認をしている為、XM以外だと正常に動作するかわかりません。
分析の元データとなるレポートはMT5から出力されるものですので、基本的に同じ形式で出力されるとは思います。
ですのでMT4の時と同様にMT5を使用出来る証券会社のレポートであれば正常動作するものと思われます。

前回同様にGOLDやダウなどの一部特殊なペアに関してはpips計算などが正常に動作しない可能性があります。GOLDに関しては”gold"もしくは"xau"を含む名称であれば検知します。
USDJPY・EURUSD・GBPUSD等のメジャーな通貨同士のペアに関しては大丈夫なハズです。usdjpy-cdなどの名称でも大丈夫です。

なおデータ提供となる為、返金は受け付けておりませんのでご了承ください。

閲覧可能データの種類

前回作成したMT4レポート分析ツールではグラフの描画でちょっと重たさを感じましたので、今回はグラフ無しにしました。
あと意外とグラフ見ないっていう。。

閲覧出来る通貨ペア別の分析データは
・取引数(エントリー数なので分割決済してもカウントは1です)
・勝ち数 / 勝率
・負け数 / 負率
・総獲得pips / 平均獲得pisp /  平均損失pisp
・合計損益 / 純利益 / 純損失
・ PF(プロフィットファクター)
・ RR(リスクリワードレシオ)
・期待損益
・ロングポジション割合 / ロング勝率
・ショートポジション割合 / ショート勝率

以上18種類のデータがメインになります。負率はMT5のレポートで表記されていたものを真似ました。

また、ランキングとして
・取引回数 / 取引量(Lot) / 勝率 / PF / RR
・合計損益  / 期待損益  / 平均利益  / 平均損失  / 総獲得pips
以上10種類の通貨ペア別データをTOP10形式でランキング表示させています。

通貨ペアの種類は25種類まで、取引数は20,000トレードまで対応しています。
コチラの分析結果を簡単にPDF保存する為のボタンも搭載しています。

ブログの方にもツール詳細の記事を作成していますので、購入前に是非そちらもご確認ください。またブログ記事内ではそれぞれのデータに関する詳細も記載しています。

使用方法

使い方は簡単でほぼMT4バージョンと同様です。
まずはMT5のターミナルウィンドウでトレード履歴を分析したい期間を指定して表示させ、右クリックからレポートの保存を行います。レポートの形式に関してはOpen XML形式で出力してください。

画像1

レポートを開くと「ポジション一覧」「注文」「約定」の3ブロックに分かれて表記されているかと思います。今回使用するのはポジション一覧の箇所になりますので、その部分を丸々コピーします。
※2023/04/01現在、HTML形式で出力したレポートでも該当部分をコピペすることで同様に動作することを確認しています


画像2

続いてダウンロードした「MT5_期間レポート分析.xlsm」を開きマクロを有効にします。
"data"シートを選択し、下記画像の様に"A2”セル(選択可能な一番左上のセル)にカーソルを合わせて右クリック→形式を選択して貼り付け(青矢印)→値(2つ下画像) と選択します。もしくは画像の赤矢印の「値」でもOKです。

画像3
画像4

貼り付けると下記画像の様になりますので、シートの右にある"集計開始"ボタンをポチっと押します。
"データクリア"ボタンは、貼り付けたデータと分析結果を消去する際に使用します。

画像5

自動で"集計"シートがアクティブになり処理が始まります。トレード数/ペア数が多いほど時間は掛かります。

画像6

集計されていくのを見ているのが暇な方は別作業をどうぞ。

画像7

上記画像のポップアップが出たら処理終了ですので、"OK"を押してください。

集計アップデート_lot

コチラの"集計"シートに先ほど記載した通貨ペア別データが全て集計されています。前回同様に"PDF"ボタンを押すと、集計結果をPDF形式で保存出来ます。下画像がサンプルです。

画像8

使用方法は以上です。

ここから先は

98字 / 1ファイル

¥ 600

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?