【アイナナ】アイナナのオタク、まさかのKPOP沼にハマる【SEVENTEEN】
ジャニオタの土壌があってアイナナにハマった。だから、いずれまた三次元に新しい推しができるとしたら、それもジャニーズなんじゃないかな。漠然とそう考えていた時期が私にもありました。
いや〜〜〜…………、
来てしまった、KPOPアイドル沼に。
自分でも「なぜ!?」と思わずにはいられません。絶対KPOPアイドルにはハマらない人種だと思っていたのに!
まさかアイナナと同等の熱量でハマれるものが海を超えたところにあったなんて!という驚き&嬉しさでいっぱいです。推しコンテンツは多ければ多いほど楽しいので!
そんなわけで、とあるKPOPアイドルグループの沼に落ちて2カ月。未だ熱が冷めやらぬので、なんで私はこんなにも沼に足を取られてしまったのか?について、自分なりに考えてみました。
自分の心の整理のために書いているので、だいぶ主観的です。あくまで一個人の体験で、「こういう人もいるんだな〜」ぐらいの気持ちで読んでいただけると嬉しいです。
※どちらかと言うと「アイナナを知っていてKPOPには詳しくない方」に向けて書いています。そのため、アイナナのストーリーネタバレを含みますのでご注意ください。
結論から言うと、
私がアイナナの逢坂壮五担当であること、最初にどっぷり触れたグループがSEVENTEENだったこと。
そして、ファンにとってありがたいコンテンツが溢れていること。
この三つが理由なのかな、と思いました。
沼入りのきっかけは、友達の家に遊びに行ったときに、「姉妹でセブチにハマっている」という話を聞いたこと。
もともと日プを見ていた人間なので、セブチの名前自体は知っていました。「よく課題曲になっており、実力派メンバーが選びがちなグループ」という印象がありました。でも、実際にガッツリとメンバーを覚えようとしたことはなかったので、いい機会だなと思って「ぜひ布教して!」と頼みました。ファンからの愛ある布教大好きマンなので。
そんな流れから最新曲のMVを見せてもらうことに。
じっくりKPOPのMVを見るのはほぼ初めて。
どれが誰なのかも分からずに眺めていたけれど、ものすごくオシャレで映像が綺麗で見入ってしまいました。ファンじゃなくても全然楽しめるぐらい、クオリティが高い。楽しい!!
解説を聞きながら、友達姉妹の推しメンと、ハーフ顔でひときわ目立つバーノンだけは顔と名前が名前が一致するようになったところで、な〜んか気になるな……?顔の見分けがつかない私でも分かる、唯一無二の綺麗さだな?となる方が気になりだしました。
指差して伝えると、
「ああ、ジョンハンだね」
そう言って友達は、ジョンハンさんの動画をたくさん見せてくれました。
……………………??????
????!!!!????!!!!
こんな綺麗な人……いるの……??
肌が発光してる……睫毛がものすごく長い……
いや、撮影用のメイクしてるのは分かるけど、分かるけど、それにしても、この"美"はちょっとすごくないか……………??
衝撃でこの名前が忘れられなくなる。ジョンハンさん。
アイナナの最推しが逢坂壮五&副担当が天と千の私。
そう、中性的な美にものすごく弱い……!!
そして、友達の家から帰宅してからというもの、ありとあらゆる動画を見漁りました。
KPOPアイドルのすごいところは、たくさんのコンテンツがYouTubeで無料で見られること。
事務所のチャンネルには、リリースした曲のMVだけでなく、定点固定のダンスプラクティス動画、ビハインド(裏側)動画。そして、各音楽番組のチャンネルには、出演時のパフォーマンスとチッケム(推しカメラ)動画などが上がっています。
日本のアイドルだと「そんなん著作権違反だろ!」となるようなコンテンツが、合法で何回も楽しめてしまいます。なんて福利厚生が手厚いんだ……
さらに、SEVENTEENの場合は、メンバー13人だけで取り組む30分のバラエティ番組を毎週上げてくれています。
ホスト・ゲストが入ってくることなく、メンバーだけで進行し、笑いどころを作り、成立させていく。ああ…………CDGの嵐だ…………オグさんとゲストのいない宿題くんだ………………
※オグさんやゲストのいる宿題くんももちろんめちゃくちゃ面白かったです!!それはそれとして、5人だけのうだうだが大好きなオタクは多いはず!!
YouTube側で日本語字幕をつけて配信してくれているので、懸念していた言葉の壁はほぼ気になりません。それどころか、面白い部分を切り抜いて日本語字幕をつけてくださっている有志のファンもいます。
SEVENTEENの場合、大半のYouTube動画にクリエイティブコモンズ設定がされており、非営利の場合は自由に素材として使っていいことになっているんです…………なんてことだ………………(カルチャーショック)
ビハインド動画なんて、ジャニオタ経験がある者からしたら、それを見るために初回限定版を死ぬ気で予約するぐらい価値があるものなのに、タダで見れてしまっていいんですか!?
さらに、インスタをはじめとしたSNSや生配信も積極的にしてくれるので、そんなところまで見れていいの!?(喜)と多幸感でいっぱいになります。
(舞台から降りた姿をどこまで見せるか、がアイナナ5部で突きつけられているテーマでもあるので、胸が痛くはあるのですが)
そんなわけで、SEVENTEENの約7年の歴史を漁り続けるうちに、どっぷりと彼らの魅力にハマってしまいました。
SEVENTEENは、KPOPアイドルグループの中では、ジャニーズと親和性があるほうだと思います。KPOPアイドルでイメージされがちな、ゴリゴリのEDM系の曲だけでなく、ポップで聴きやすい曲も多くあります。もし最初に触れたのがカッコイイ系のダンス曲ばかりのグループだったら、ここまでハマっていなかったかもしれません。
デビュー曲も明るく爽やかで、ジャニーズやアイナナ(特に、4グループのうちIDOLiSH7が一番好きな方)が好きな方からしたらとっつきやすいと思う。
(この「いかにも金なさそう」感も含めて好き)
メンバーは13人いて、歳の差は最大4歳。練習生の頃から同じ宿舎に住んでいて、家族みたいに仲が良く、わちゃわちゃ感のあるグループ。そう、もはやそれはアイナナ……
ちなみに、布教してくれた姉妹からの評は「ここまで変人しかいないグループも珍しい」。ファンになった今、私も心からそう思います。13人全員個性が強すぎ。でも、個性を損なうことなくのびのび育ってこれた環境がいかに素晴らしいか、その証でもあると思います。
そして、アイナナオタクとして一番刺さったのが、彼らが「自主制作アイドル」だということ。
SEVENTEENは、楽曲の制作とレコーディング、そして振付を、彼ら自身で作っています。他のプロたちの協力を仰ぐこともありますが、コンセプトから主導してメインで作っているのはメンバーです。
「いい曲もらったね」じゃなくて「いい曲作ったね」と言えるアイドル。そんなグループを推せるなんて、こんな贅沢なことがあっていいんだろうか。
SEVENTEENの楽曲制作に協力している、SEVENTEENと同事務所のアーティストのインタビュー記事に、私の推しのジョンハンさんのエピソードがあって。
当時のレコーディングが上手くいかなくて、そのアーティストの部屋に訪れて泣いたのだそう。それを受けてのコメントがこちらです。
「ジョンハンだけでなく、他のメンバーも、アルバムレコーディング中に1回は僕の部屋に泣きにくる。でも、僕はそれが嬉しいんです。それだけ僕たちの作った曲に真剣に向き合ってくれている証だから」※意訳
このエピソードを知って、作曲への道を歩き出した私のアイナナの推し・そーちゃんのことを考えて、胸がいっぱいになったんですよね。
自分で曲を作るということ、そして、メンバーがその曲にどう向き合っていくのかということ。その解像度がグッと上がり、アイナナ5部配信のタイミングでSEVENTEENに出会えたことに心が震えました。好きと好きがリンクするって、こんなに気分が高揚するんですね……!
自主制作アイドルとして活動し、「7年の壁※」を打ち破るほどの固い絆を見せたSEVENTEENに希望を見ることができたんです。ああ、こうなってほしいなって。
※韓国アイドルの契約期間は7年で、そこを一区切りにして脱退や事務所移籍などをするアイドルが多く、全員揃っての再契約はそうとう珍しいことのため、こう呼ばれるそうです。SEVENTEENは既に13人全員が再契約を結んでおり、この大人数での全員再契約は偉業といわれたそうです。
それぐらいにSEVENTEENは、私にとって魅力的なアイドルです。
これからの生きる糧になってくれてありがたいし、全力で推していきたいです。アイナナを好きになってからSEVENTEENを好きになれたおかげで、彼らのことを大切に愛していけそうです。
アイナナオタクがセブチ沼にドボンしたの、個人的にはめちゃくちゃ想定外だったのですが、こう綴ってみるとなんだか納得できました。KPOP沼、想像よりもずっと入りやすかった……!という、一つの学びでした。
供給過多で、意外とかわいげがあって、努力が見えて、パフォーマンスが素晴らしい沼、機会があればぜひぜひお越しください!
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