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風呂と退屈とYouTube

駆け出しのライターとして出会ったメンバーたちが、毎回特定のテーマに沿って好きなように書いていく「日刊かきあつめ」です。

今回のテーマは「#私のお風呂時間」です。

一番YouTubeを見ているのは、お風呂時間かもしれない。

湯舟に浸かってゆっくり疲れを癒す日も、眠くてシャワーをささっと浴びるだけの日も、
スマホでYouTubeを見ながら入っている。

酔っ払て帰宅してシャワーを浴びる時でも、浴室にスマホを持って入って、YouTubeを流してるのだから、お風呂時間=YouTubeが細胞レベルで刻まれているに違いない。

見ている動画は、その時にハマっているYouTuberチャンネルを順番に見ていくことが多い。最近はマリカーのゲーム実況をよく見ている。

なぜソファでまったりしている時よりも、寝る前にダラダラしている時よりも、お風呂でYouTubeを観てしまうのか。

まず考えらえるのは、深夜に入るお風呂が何となく怖いから。静かなお風呂場で水が床をたたく音だけになると、何となく怖い。それに、怖い話でもお風呂場は定番のシチュエーションだ。その怖さを紛らわすために、Youtubeをかけている。うん、ありえる。
しかし実際Youtubeで見ている内容は、都市伝説だったり、(ちょっとした)怖い話だったりもある。怖さを紛らわせることだけが、Youtubeを見ている理由ではないだろう。

他にYoutubeを見ているシーンを考える。料理をする時、洗い物をする時、洗濯をする時、掃除をする時、などがある。

家事だ。YouTubeを観ているシーンの大抵は家事なのだ。音だけ聞き流しではなく、手を動かしながら見える位置にスマホを置いて観ている。
家事の時に決まってYouTubeを観てしまうのである。それは家事は退屈なルーティン作業だと思っているからだ。

つまり、お風呂に入ることは家事と同じ退屈なことなのだろう。その退屈を紛らわすためにYouTubeを観る。私は怖さよりも退屈を恐れているのだ。

退屈だけど、健康のために風呂に入る。風呂に入るためにYouTubeを観る。

この習慣が私のお風呂時間。

編集:鈴木乃彩子

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