満ち

羨みたくない
恨みたくもない
羨ましがられたい
恨まれたくはない

楽しいことは楽しいけど、小さな疲れが気づかぬうちに溜まってるのは感じる

日々の早起きと遅寝、昼休憩でのスケジューリング、大事なメールの返事、締め切りぎりぎりの書類と毎日ぎりぎりのお金

風邪を引いたせいで、自分が頑張っていると錯覚する
あなたは人一倍頑張り屋さんだからね、という言葉に救われたりも苦しめられたりもする
正しく頑張れているのだろうか、行くべき場所へとまっすぐ歩けているだろうか、バランスが悪い歩き方をしてるんじゃないだろうか
トロピカーナのジュースでリセットした気になっている

嬉しいことも楽しいことも笑えることもたくさんある、ただ、お母さんに注いでもらったコップの中のジュースだけじゃ満足しない幼児みたいな、そんな無限に広がっていくわがままな気持ちがむずむずある感じ
わたしはペットボトルでラッパ飲みがしたいんだよ

いろんな気持ちを忘れたい
ずっと電車で眠りこけてたい