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かわらずかわる

12月のコンタクトレンズを捨てた。
水を飲んだり讃美歌を口ずさんでいるうちに、あっという間に年が塗り変わってた。
全然駆け込みで終わらせられなかった仕事を横目に厳しい自分に隠れるようにこっそりラーメンを食べた。

ミスっても早さでカバーするようにただひたすら走って、迷う隙間も与えないように決めたらしばらく脇目振らないようにして、走りながら次の手を決めた。そんなのだからよくこけもする。
はたして走り方はうまくなっているかしら。

この四半世紀、何もない日なんてほとんどなかった。
いつもなにかイベントがあって、バタバタして、最近はバタバタすることにも慣れてしまった。
この一年、何もない年に見えたけど、いろんなことが巡って、悩みながら
そのなかで私はまた一つ、かなり大きめの選択をしれっとしてしまった。

自分で選択した人生というよりは、出てきた道を走ってはぶつかり、探って出てきた新しい道をまた行く、という
そうやって導かれていくように生きてきたし、多分これからも大体はそうなるのだろう。

最近は肌荒れとか、体力不足とか、昨日の晩ごはん思い出しにくくなるとか、経年劣化の兆しが少しずつ見えてきたので、それをいかに現状維持するかに力を注いでいる。

今年も、身軽に。けど思慮をやめず。
持っている力や物に忠実に、かつなるべく多くを持って活用できるように。
どうかすべてが輝くことをひたすらに祈りつつ。

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