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守ってあげるっていつか言いたい

今朝は出勤前に洗濯物を取り込みながら、ハンガー工場の繁忙期はいつなんだろうとぼんやり考えた。

長すぎる梅雨や寒すぎる夏の日が続いていて、7月でも日焼け止めが減らなくて困っている。
嘘、実は困っていると思うものはそこまで困っていない。本当に困っていることは自覚したくないから口にすら出さないようにして生きている。

働いてはもぐもぐ食べてぐっすり寝て、たまに息継ぎとして人と連絡を取る。
そんななか、友達から婚約の報告を受ける。
「一生君を守るよ」と言われたらしく、生身の人間がほんとに言うことあるんだなぁ、と感心したし、守られていいなと少し羨んだりもした。

誰も守れない自分が、誰かに守って欲しいと願うことはわがままだろうか。
そして、私は何を守って欲しいのだろうか。
守られなかった悲しみを引きずって生きたままでいいのだろうか。
自分の弱さを完全に包容したり治癒できるほどには、まだまだ人間が完成されていないのが、私の課題なのかもしれない。

夫婦として生きてから背筋がしゃんと伸びました、と誰かが言っていたのを思い出す。
そういや最近赤信号できちんと止まれるようになったし、気をつけて野菜を食べるようになった。
いつか、誰かと生きると決める時、そうでなくても人生において大きな決断を下す時、なるべくそれを逃げじゃなくて攻めの選択としてできるようにしたい。

私は、まず私をしっかり守れるように強くならないとね。
ぐずる天気や暗い世論や人の憂鬱に引きずられないようにね。
明日はちゃんと起きてお弁当を作ろうね。

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