本日のビブリオマンシー
今日は、花曇り。
昨日まで暖かくて、外もキラキラしていたのに、今日は肌寒いし、外も薄暗くて、なんとなくやる気が出ない。
今日のモチベーションになる言葉が欲しくて、石井ゆかりさんの『青い鳥の本』を手に取った。
「前向きで、ポジティブで、楽天的で、明るくて、開いている。
そういう人はキラキラと気持ちよく見えます。
でも誰もが「そうではない部分」を抱えています。
誰かの暗い部分に触れたり、
あるいは、気づきそうになってドキドキしたり。
そんなときには小さな怖れを感じます。
愛や優しさ、美しさや透明感など
「いい」とされるものはかならず
悲しみや苦しみ、
濁った色や闇などの存在を土台としています。
悲しんでいなければ、
誰かが優しくしてくれたことに、気づきません。
誰かの悲しみや弱さが見えたとき初めて、
自分のほんとうの優しさに、スイッチが入ります。
(p.67)
ピカピカに晴れた日ばかりが「良いこと」ではない。
今日の肌寒い花曇りも、前向きでいることに疲れた誰かを癒したりするのかもしれない。
光も闇も、ポジティブもネガティブも、きっとすべてが必要な要素。
今日も良い日です。
2021.4.25. 書斎にて。 maman.
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