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慈嫋

2023.0430
下北沢BASEMENTBAR『慈嫋』
@sato__achamo_ pre.

▫️ACT▫️
Billyrrom,離婚伝説,luvis,DJ Shun(渋谷LUSH),DJ CHEBB


最後に撮った集合写真
よければ皆さんここから保存してください

ご来場くださった皆様、ご出演いただいたアーティストそしてDJの皆様、会場のBASEMENTBAR、本当にありがとうございました!!

愛と情熱溢れる素敵な日になりました。様々な拘りを持って作り上げてきた日。とっても嬉しい!!翌日起きてから終わったことに気がつきました。ようやく振り返ることができています。

1.タイトル

タイトル説明画像

しなやかで強い、私たちの中の芯としてあり続けてくれるような音楽を皆様にお届けしたく今回の企画を組みました。優しさ、よりも、熱い情熱やこれでもかという愛のある企画になっていたような気がしています。


2.出演者紹介

離婚伝説
Gt./別府純  
Vo./松田歩
Dr./jambo t
Ba./彌生  
Key./柿沼大地  
Mani./石川裕大
昨年8月の企画にO.A.としてお呼びした離婚伝説。早耳ファンの間で話題となどと言われていたけれど、今や界隈で名前を知らない人はいないほどの人気ぶり。没入するほど全てのものに秘められた愛を暴いてくれる。ユーモアがありフレンドリーなバンドです!

luvis
Gt.Vo./luvis
Syn.FX/F.KIYOSHI
Key./Gaku Kano
Ba. /小山翔大
Dr./國田悠介
Guest dancer /mico
見えないけど温度のある感じ取る色みたいな。穏やかだけではなく、やってやるという静かで確かな熱が底通している。それは音楽にも人間にもです。今回はなんとバンドセットでのご出演!温度や湿度をたっぷりと含んだステージ、いちばん慈嫋的であり破壊的なのではないでしょうか。

Billyrrom
Vo./Mol
Ba./Taisei watabiki
Gt./Rin
Dr./Syunsuke
Key.Syn./Leno
DJ.VJ./ YutaHara
今最も勢いがあると言っても過言ではない。大きなステージが似合うどころかどんな場所でも大きなステージに魅せてしまうようバンド。英語日本語の混ざった心地よい韻律感覚。快活さと憂いのバランスが最高で何度も聴いてしまう音楽です。彼らの音楽に全ての感情を預けて良い。

3.『慈嫋』を終えて

まずは、皆様ほんとうにありがとうございました。
二度目の企画、名前を変えて込める想いもしっかりこの日に向けて、いちから考えた。『慈嫋』良い名前だなと思う。人の名前は、世界で一番短い詩で、人生で一番深い愛で、生涯で一番遠くまである希望だと思っているので、私は人の名前に深く敬意がある。だから私はこの企画につける名前をゆっくり大切に考えた。良い名前だ。何度だって思う。それを自己満ではなくちゃんと受け取ってくれて、それが嬉しかった。

開催までに実は3度フライヤー配布に足を運んだ。離婚伝説exPoP!!!!!、Billyrromワンマン、luvisみちくさ。直接音楽の場に足を運ぶ皆さんへ、私が足を運び直接お渡ししたかった。全て解禁直前。


12:30〜離婚伝説
離婚伝説は前回の企画にもお呼びしてO.A.としてトッパーを務めてくれて、今回はメインアクトとして一番手で会場をたっっぷりの愛と揺れでいっぱいにしてくれた。

「スパンコールの女」
Vo.松田歩

子供が出来たら教えるべきことに「夏休みの宿題を絶対定期的にやらせる」をあげたじゅんさん。ライブビデオ4月中にでません。MCハイライト①です。MCハイライト②としては今回のタイトルについて触れてくれたこと、とても嬉しかったな。そこで、うんうんと頷いてくださった皆さんを見て、さらにうれしくなった。ありがとうね、受け取ってくれて。
まだサブスクリプションやYouTubeで解禁している曲は3曲。その中でどんどん大きなバンドとの対バンや大きな会場でのライブが決まっていく離婚伝説。ライブでしか聴くことのできない特別な曲、という気持ちになる。あゆむさんのキラキラ眩しさはんぱない。歌唱力はもちろんのこと出で立ちはまさに王子様。Twitterではプリンスとも書かれていた。あなたがスパンコールに反射させる光そのものだよという感じだね。じゅんさんのギターソロエグい開放的。抱えるようにギターを掻き鳴らし寝そべり、そして高く掲げる。フロアを見るとギターが上がると同時にみんなの手も高く掲げられていて、いわゆるお決まりのハンズアップみたいなことではなく、衝動ハンズアップという感じで私は大好きだ。

「メルヘンを捨てないで」
Gt.別府純

「愛が一層メロウ」では会場にマイクを向けて合唱。全員の「愛が一層メロウ」はちょっと感動的だった。きっと2番手でも3番手でも変わらずたくさんの素敵をくれるのだろうけど、トップバッターとしてこの会場をたっぷりの愛で溢れさせてくれた。彼らにしかこの企画の1番は任せられなかったね。


13:30〜 luvis(band set.)
バンドセットで行くわ、という連絡を聞いて「!??」という気持ちになった。luvisくんは前回Antennaさんとの共催でブッキングさせていただき、前々からお呼びしたかったこともあり、それをきっかけに今回の慈嫋でも組ませてもらった。銭湯の企画がよかったから、とかだけではなく、その前からすでに資料は準備してあり、実際の人の良さに後押しされオファーした。プラスアルファを惜しみなくしてくれる。提案の段階でどんどん新しい楽しさを私にくれて、その上でライブで越えて、越え続けてきた。

「jamila」
Gt.Vo.  luvis

背中を向け指揮棒を振り始まったluvisくんのステージ。出始めからボルテージマックスで、私含め観客全員が釘付けになった。「あちゃモが最高だって証明します」と強く言い切ってくれたこと、本当に嬉しかった。自分の信じる音楽は最高だし企画も最高。私自身の証明なんてしなくてよかったからしてこなかったけど、luvisくんが言ってくれた言葉を信じたかったし、代わりに証明してくれた。私自身に対して、証明してくれたような気がした。めちゃくちゃ笑い声が聞こえて楽しいMC、ライブがかっこよすぎて食らって、そんな忙しくて最高を全部詰め合わせたみたいなステージ。優しさでいっぱい、それだけじゃなくてね、luvisくんから感じる尖や熱やロックな部分を抽出して集めたみたいなステージで、楽しいもかっこいいもだけど、嬉しい気持ちでいっぱいになった。
そしてバンド編成だけでなく今回はゲストダンサーのmicoさん!めちゃ個人的な話だけど、一昨年12月鋭児企画Propagandaの鯱のステージで、1人釘付けになった女性がいた。それからずっとインスタをフォローしてて、めちゃくちゃファンになって、そして今回まさかのその女性がゲストダンサーで参加するというから、もうびっくり仰天だよね。運命論者なのですぐ運命を感じてしまったね。

「」
ゲストダンサーmico

luvisくんのライブを観ていると(ライブに向ける姿勢を見ていると)私が何をしなくてはいけないのかを、何をしたいのかを、はっきりと認識させられるような感覚がします。私がしたいのはみんなを幸せにすること。そのためにはどんな努力も惜しまないし、やってやるという、ある種の殺意のような、それくらい強い気持ちにさせてくれる。あの熱量のステージを作るためには、かなりのパワーがいったと思う。ピックがとんでもなく削れていたツイートを見た。でも、きっと受け手はみんなそのパワーを感じて、あのピックの何倍も、食らった時の衝撃によるダメージのようなものはあったと思う。わたしはあったよ。模範とは言えない発想がフィクションとして描く限りゆるされるんです。それはきっとだれもが、それは自分たちの住む世界の中のできごとではないから、どれほどの屈折が起ころうと現実は黙認するから。でも、これはフィクションなんかではなくて、リアルで、何度も描いてきたフィクションが現実世界のものになり、そしてそれ以上になっていった。想像の力とそれを突き詰めるパワーの勝ちです。luv is のその先はそれぞれ違うけど、その先に同じ一つの光を灯してくれたような気がしています。ありがとう。


14:30〜 Billyrrom
期待値爆上がりの中で登場したBillyrrom、久しぶりのBASEMENTBAR完全にスターすぎる。そこからバチンと決めて、小さな三角ステージを一気に大きなフェスのステージに変えてしまった。


その中で初めのMC「ソールドアウトありがとう!」どういたしまして。ライブからは想像ができない下手な漫談のような話し方(褒)から始まり、メンバーと雑談するようにこちらにも問いかけをするスタイル。そうゆうギャップみたいなものも魅力なんだ方なと思う。
最後のBASEMENTBAR以降なんども見てきたはずなんだけど、私にとって特別なBASEMENTBARで見た記憶と重なって、そしたらなんか、いつのまにかとんでもない進化を遂げていることに改めて気付かされた。技術とかわからんないけどさ、歌唱力とか演奏とか、魅せ方というか、そうゆうのが格段にレベルアップしてて、すげえなとおもった。私は私自身の速度をかなり速いものであると感じているが、Billyrromはその何倍もの速度で生きているような感覚だった。負けたくねえよ。最高。Billyrromいわく「最高のブッカー」として私はまだまだ負けてらんねえよ。
共感性の高い恋愛ソングはみんなに受け取られやすい。たぶん。そんな中で示唆や社会に向けての言葉を音楽にして、それでいてこんなに多くの人に聞かれる。それってめちゃすごい。Billyrromの音楽に乗る時、私はすごく風を感じる。それは彼らが起こしているのか彼らの纏うものなのかは分からないけれど、大きく動く風を感じる。様々な。今回の企画コンセプトである嫋やかさというのは、風の動きや揺らぎや密度と密接に関わっている。彼らから感じたらその風は本当にあたたかくて、そして少しブルージー。人の心の動きに寄り添い全ての音や言葉の間を埋め尽くす。やっぱりすごいよ。どうした!急にこんな勢いがついて!どうしたんだ!どこまでいくんだ!と思っていたけれど、納得というか、どこまでもだなと思った。私は彼らをまた私の企画で観るために魅せるために、何倍もの速度でやってかなくてはなと思った。全員の感情の最後をBillyrromに任せてよかったよ。お前らが風だよ。となった。

4.それと

それと、わたしはライブハウスに行きまくっていることや昨年企画を行ったことを家族に言っていない。そんな中で、自分に向き合わなくてはならないなと思い今回の企画を機に、これからも音楽の場にいたいってことや今までした事を話した。どれだけ愛しているか、どんな気持ちを込めているか、まだ理解してもらえないししてもらえるとも思ってないけど、ちゃんと自分とそれから母と、自分の将来と向き合うぞって決めたんです。
母を招待しました。母の気持ちもわかるし親不孝なのかもしれないとすら思ったことだって正直あった。それでもやっぱり、私がこの場所にいるためには、向き合わないといけない。私はこの音楽の場所を諦めたくないし、この場所を守りたい、作りたい。

不安になることも大変なことも多くあって、それでもやってきたことは間違っていなかったし、私は私なりに自分と家族と、それからこれからの未来に向き合っていく。どうか応援してくれたら嬉しいなと思います。


本当にありがとうございました。
皆さんの生活に少しでも寄り添い、辛い時に力になったり、何も受け入れたくない時もあるだろうから、それならそのあと受け入れられるようになってからでも、ゆっくりいつだって力になれるような、そんな記憶とそんな音楽になっていたらと思います。それぞれの事情がある中でここに足を運んでくれたこと、音楽同士が重なり合い倍どころか何乗にもなり大きな力となったこと、皆さんの生活や記憶に「慈嫋」という場所ができたらいいなと、そう思います。
私ができることといったら、言葉を伝えることや、できる限り丁寧にすることだけです。だからそのできることは妥協せずに、ひとつひとつ大切に行いたいと思っております。ありがとう。

本当にありがとう。また私はいつでも素敵をご用意します。いつでも助けます。全員を幸せにすることが私の夢です。みなさんの生活が慈嫋でありますように。


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