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生き物は飼わないと決めていたのに、ある日我が家にメダカがやってきた #3

【ママNavi代表のパパ日記】
 ~ 「大人のメダカ観察日記」編 | #3 ~

さいとぅーには、わかっていた。子どもたちがメダカを飼いたい、と言っても、どうせ世話をするのはさいとぅー自身になるに決まっていることを。

そこで、子どもたちに、「どうせお世話しないでしょう!」と言ってみた。
すると、あまりにも予想どおり過ぎる答えが返ってきた。

子どもたち「する、する、絶対する!」

さいとぅー「絶対しない!!」

子どもたち「絶対する!!!」

(このやり取りがあと何往復かあったが、記述を省略。)

全く根拠のない、子どもたちの「絶対する!」であった・・・。

こういうやり取りをしている間に、K先生がさらなる援護射撃をしてきた。

K先生「子どもたちも喜ぶと思いますよ!」

そう言うと、K先生は事務室の奥に姿を消した。
しばらくして戻ってくると、K先生の手には、インスタントコーヒーの大型のビンが握られていた。

K先生「これにメダカ入れていくといいですよ!」

ここで試合終了となる。

さいとぅー「あっ、じゃあ、お願いします・・・。」

これが、我が家にメダカたちがやってくることが決定した瞬間であった。

早速、Y先生がメダカを7匹とエビを1匹、ビンに入れてくれた。

帰り道、メダカたちは自転車の前カゴの中で、バーテンダーのシェイカーのように揺られていた。
そんなメダカたちを見ながら、ふと「子どもたちが生き物に触れ合う機会ができてよかったのかもしれないなぁ。」と思ったのであった。
単に自分を正当化しているだけかもしれないが。

さて、次の関門は、我が妻である。

(続く)

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