【自由研究】イノベーションエコシステムとは…

シンニホンの実現を一番してくれそうな政党はどこ?

という問いのために、政党の政策をすこーしずつ調べています。
まず与党・自民党の政策からして躓いております。

ざっと調べただけなのに知らない単語が多い…!
というわけで今回は「イノベーションエコシステム」についてまとめます。

参考にしたWebページ

ひとまず「イノベーションエコシステム」でGoogle検索すると、経済産業省が作成したらしき膨大なPDF資料に行き当たりました。

タイトル未設定となっていますが、

「新たなイノベーションエコシステムの構築の実現に向けて」

というタイトルの資料です。令和2年1月16日付の資料で、どこに出されたものなのかはちょっと調べきれませんでした。

こちらをざっと読んだのですが、私自身が文系なこともあり、よくわかったー!とは言えませんでした。頭のよい方々が難しいことを私のような者のかわりに考えてくださっているらしい…という印象で終わりました。

要点は

素人が上のPDFを読んでまとめてみますと、この「イノベーションエコシステム」のキモはイノベーションがこれまでよりも早く、なおかつ持続的に産まれるようにする環境づくりのようです。

そのためにベンチャーと事業会社を繋げる取組、補助金、税金の控除、規制緩和、等…をやっていく見込みのようです。

イノベーションを起こすこと自体は行政にはできないので、そのための環境をこれまで以上に整えよう!というものです。

おもしろそうな取組

PDFをざっと読んでいて、おもしろそうだなと思った取組を紹介します。

(1)次世代アントレプレナー育成事業(p.20)

こちらは文部科学省の事業として始まっています。

公式Webページからどんな取り組みなのか、引用します。

学部学生や専門性を持った大学院生、若手研究者を中心とした受講者に対するアイディアの創出やビジネスモデルの構築を中心としたプログラムの実施により、受講者が将来の産業構造の変革を起こす意欲をもつようになる、より実践的な内容を重視したプログラムを支援します。

こんなプログラムが学生のときに受けられたらお得ですよね。今のところ、東京大・東北大・名古屋大・九州大(医系)・早稲田大がそれぞれ核となった協議体(コンソーシアム)が対象になっているようです。

大学選びは今でも偏差値が大きな要素かと思うのですが、こうした取り組みを狙って進学したりすると、学生さんはより実りある生活を送れそうだな、等と考えました。

(2)第四次産業革命スキル習得講座認定制度(p.34)

IT人材を増やすための取組のようです。

こちらも、取組内容について引用します。

IT・データを中心とした将来の成長が強く見込まれ、雇用創出に貢献する分野において、社会人が高度な専門性を身に付けキャリアアップを図る、専門的・実践的な教育訓練講座を経済産業大臣が認定する。
※ 厚生労働省が定める一定の要件を満たし、厚生労働大臣の指定を受けた講座は「専門実践教育訓練給付」の対象となる

確か「教育訓練給付」って何か学んでお金が返ってくる制度だったよなあ…と調べてみました。政府の広報のページがわかりやすかったです。

つまり、ITやデータ関係の講座について、学習費用を補助してくれるものが出てくるようです。

IT人材・データ人材はこれから職が増えると思われるので、

・お金を補助してもらって勉強
・知識をもとに転職してキャリアアップ

と、自分にとって得しかないことに税金を使ってくれます。
ありがたいですね。

結論 この流れは利用すべし

最後、イノベーションエコシステムとはちょっと外れてしまいましたが、イノベーションが起きやすくなるために、色々と税金を使って環境を整えてくれています。ひとりひとりは、この流れに乗って、お金をもらったり・勉強したりするとお得ですし、国としてもそれで望んだ方向に社会を導けるので、WIN-WINだなあと思いました。

素人感丸出しの記録になってしまいました…。
実際に研究職についている方にはもっとおもしろい、又はご自身に関係のある取り組みがたくさんありそうです。
もっと知りたい!という方は、はじめの方でリンクを貼りましたPDF資料を読み込んでみることをオススメします。

こうして環境を整えて、実際にイノベーションが次々起こるようになるのか。少し注目して、今後も情報についていきたいと思います。

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