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天王洲アイル探訪記2 まちあるき

駅名だけは知っていた「天王洲アイル」を訪れた記録の第2弾です。

徒歩で天王洲アイルを目指す

天王洲アイルはりんかい線とモノレールの2路線でアクセスが可能です。
ですが敢えて私はその2駅を使わず、品川駅から歩いて目指すことにしました。所要時間はおよそ20分。健康のためと、東京での街歩きが好きなためです。

品川駅港南口を出てからはひたすらビルが続きます。品川インターシティより奥へは行ったことがなかったので、わくわくしながら歩きました。

東京都心って、どこまででも隙間なく人がいて、営みが垣間見えるのが新鮮だなあと思います。

「楽水橋」という橋を渡ると、少し雰囲気がかわりました。目の前には都営住宅、左手には東京海洋大学が広がって、オフィス一辺倒だった今までの道のりとはまた違う「島」が広がっていました。公園もあったりして、ビル街の奥にこんなエリアがあったのね・・・と驚きながら足を進めます。

橋を渡ってすぐ右手に天王洲アイルが確認できます。
「天王洲ふれあい橋」を渡ると、そこは天王洲アイル。
ちょっと鉄橋っぽい感じで、特徴的でした。

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橋を渡るとそのまま「ボンド・ストリート」なる通りに入ります。

長さ200m強、短くて小さな通りですがきれいに舗装されていて、両脇にはお洒落な飲食店や雑貨屋さん、またウォールペイント等が見られます。ここを歩きたかったのもあり、品川駅からやってきたのでした。

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通りの途中で見つけた、アニメ的な猫のオブジェ。

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解説を読むと、手持ちのスマホやカメラで、おそらく自分を撮るであろう人たちに逆にカメラを向ける猫だということがわかりました。なるほど~。まんまと撮影してしまいました。

また、工事現場の目隠しにもこんな素敵なペイントが。

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このペイントを手掛けたDIEGOさんの作品には、後で再会することになります。

街の案内イラストもかわいい。

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ボンドストリートと交差する道を渡ったところにある寺田倉庫G3ビルが本日の目的地ですが、時間に少し余裕があったので、少しより道してもう一つ作品を拝見しました。それが、同じく天王洲アイル内にある東横インの入り口にあるこちら。

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一見ただのゴミ箱ですが、これ、作品なんです。しかも、とても大きい。

ビールや清涼飲料水のパッケージは本物ではなく、陶製なのだとか。解説によると、捨てられたゴミは、大量消費される紙とメディアを具体化したものだそうです。

かなり間近で、しげしげと眺めました。

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栄養表示とか、そんなところまで陶器に書きこんであるのがおもしろい。
こんな作品が、無造作にホテルの真ん前に置かれているのもおもしろい。
美術館でアートを見ることが多い自分には、なんだか新鮮に感じました。

次は、今回の目的地であるコレクターズ・ミュージアム、WHAT(WAREHOUSE OF ART TERRADA)に向かいます。

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