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馬の蹄

昨日がとても寒かった浦河。今朝、遠くに見える日高山脈の高いところに雪が見えた。初冠雪だと思う。曇りで日高山脈が見えない日もあるので、断言はできないが。

この辺は紅葉と雪が、つまり秋と冬が同居する感じだ。まだ紅葉も始まったばかりだ。

内出血

乗馬をする人なら誰しも知っているが、馬に乗る前に、蹄の裏掘りというのをする。

なので、必ず乗る前に蹄を触るわけだが、先日、手袋をしていても、あれっと思うほど、右後ろと左前の蹄が熱い。熱を持っている感じだった。手袋をとって改めて触っても、やはり熱く、逆に右前と左後ろは冷たくて、温度差は明らかだった。ちょうど乗馬公園のスタッフの方がいたので、同じように触ってみてもらった。ここ、色が変わってるから、ぶつけたんじゃないかとのこと。後ろの蹄は白いので、確かに内出血のようになっているのが確認できた。前の蹄は黒灰色なので、わからなかった。

蹄がちょっとピンク紫になっていた。何にぶつけたのだろう?

「歩様がおかしくなければ、乗って大丈夫だよ」と言われて、乗ってみると、特に痛がる様子もなく、歩様も普通で、駈歩をしても、問題なし。良かった。

なぜ丸い?

先週だったと思うが、同じく裏堀りをしていて、これまたあれ?っと思ったのが下の写真の蹄。とても不思議な見た目で、丸く窪んでいるみたいだ。毎日乗っているが、前日にはなかった。

丸が並んでいる不思議な見た目。なんかタケノコにこういう部分があるよね。あれは丸が突き出ているが、こちらはへこんでいる。

通りかかった乗馬公園のスタッフの方に、これまた見てもらったところ、みたことない、なんでしょうね、でも大丈夫そう、とのこと。念のため、写真にとって、知り合いを通じて最終的に獣医の方の意見を聞いたところ、単にふやけただけのようだとのことだった。

この丸は次の日にはさほど目立たなくはなっていた。そもそも痛そうにしているわけではないので、病気ではなさそうだが、なんとも不思議な見た目だなぁ。

馬にとって、蹄はとても重要。下にリンクを貼ってあるが、第二の心臓とも言われていて、蹄が着地する時に広がり、地面から離れると収縮して、ポンプのように末端の血液を心臓に戻す助けをしている。蹄の病気は死に至ることもあるので、知らない現象に遭遇すると、あわててしまう。

周囲にこうして相談というか、ちょっと見てもらえる人がいて、本当に幸運だと思う。そして何より、何でもなくて本当に良かった。

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