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屋外馬場

日曜日に初めて屋外馬場へ一人で馬を連れて行き、練習した。ちょうど、乗馬公園の方が調教で乗るところだったので、馬場をシェア。屋外で乗ることや他の馬がいることに自分が慣れたいし、愛馬にも慣れて欲しかったので、願ったりかなったり。ジムカーナの練習ができるよう、そこここに横木がおいてあった(上の写真)

この奥が町民乗馬大会の会場となる。練習をしたのは準備馬場となるところ。競技前の最終調整をするところだ。この馬場の右にも待機馬場がある。国体のために作った馬場だから、とても広い。この馬場を中心に、周囲にぐるっと、草競馬ができそうな砂の走路もある。

先日、この走路を障害の練習後に愛馬に乗ったまま初めて歩かせてもらった。普通のことではないか、いつだって歩けば良いではないかと思うかもしれないが、確かに人間だけならそうだが、馬に乗ってとなると、結構危険なんです。馬の視野は350度と広く、右目と左目で別々のものを見るから、普段とは違う環境、ましてや屋外だと何を見て何に反応し、怯えるのかがわからない。一人で乗っていて、元競走馬の愛馬が突如競馬場の光景を思い出して急に走り出すことも考えられ、先日のように放馬する可能性もあるので、指導者の方がいて初めてできたことなのだ。屋内の馬場と違って、色々な音もダイレクトに聞こえてくる。常歩で歩いているだけなのに馬はキョロキョロ、私はドキドキ。緊張しすぎと笑われたが、本当に思いの外、緊張した。

あと数日で本番を迎える。大会当日には沢山の人馬が集う。観客スタンドもあるし、放送も行われる。いつもと全く異なる光景になるんだなぁ。どんなことにも初めてがあって、くぐり抜けて行かなければならないわけだけど、一人で臨むのと違って、愛馬との組み合わせとなると、未知数も倍。できる限りの準備をして、あとは運を天に任せるしかない。



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