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夏の町民乗馬大会

昨日は年に2回ある町民乗馬大会の夏の大会だった。上の写真は一番手前が愛馬でその向こう側にいるのが、車で10分もかからない乗馬公園から同じく輸送してきた馬たち。到着後しばらくは、落ち着かず、嘶いたり、こうして外に顔を出したり。申し合わせたように皆、顔を出しているのが可愛い。出番まではまだ時間がある。しっかり周りを見て、来たことがあるって思い出すのかな。段々と落ち着いて、馬房の中に用意された牧草を食べ、しまいには居眠りをするほどまでリラックスしていた。

前日

いつもは乗馬公園で練習をしているのだが、前日に決められた時間のみ、会場となるJRAの馬場で練習をすることができる。馬運車をお持ちの自馬を練習に連れて行くと言う方に同乗させてもらい、コース走行の練習をした。が、高さは私の出る低障害に全部合わせてあるわけでもなく、もっと高い競技のコースになっているので、連続障害もあったりした。しかもいつも練習している馬場より砂が深くて、走った感じが違う。愛馬は障害に向ければ飛んでくれ、止まったり、横に逃げたりしないのだが、歩数がうまくあわなくて、1つだけ障害に突っ込んで破壊。

歩数が合わなくてもしっかり飛んでくれる
障害を破壊しても気にせず、次の障害に向かう

この後、無事に3連続障害を飛んでくれた。数名、一緒に馬場に入って練習するので、2回もコースを回れば練習は終了だ。

当日

朝が涼しかったし、このところずっと涼しかったので、油断していた。最初の競技である110㎝をスタンドで観戦していたが、暑くて(といっても23度とかではないかと思う)、このまま観戦していたら、体力が奪われてしまうと思い、次の100㎝も見たかったけれど、あきらめて、愛馬のいる厩舎に戻った(これが遠い。JRAは広い)。100㎝はジャンプオフもあったようだ。

スタンドから見るとこんな感じ

3つ目の競技が80㎝で、チームメイトが愛馬で出場するので、馬装をして待機馬場まで一緒に行き、本番は動画を撮影。指導者から攻めろ、と言われて最短コースを取って障害を斜めに飛ぶなど、果敢に攻めていた。すごいなぁ。冒険しなければ、すごくきれいに速く走行できるのだけれど(チームメイトは普段、競走馬の育成をしている方なんです)、そういう走行をしていると、いざジャンプオフになったときに攻められなかったりするそうで、あえて本番で攻めて経験を積むことを選択。こういう走りをすると、できないことも浮き彫りになるそうで、学ぶことが多いのだそうだ。

80㎝の次の競技が私の出る低障害。駈歩のスピードが思ったほどでなくて、練習に比べてうまく回ってこられなかったけど、すべての障害をクリアして3位に入賞(←実はすごく上手な方がぶっちぎりのスピードで走行したのだけど、1本障害を落としてしまって、それで3位に食い込めたんです。競技参加者は7名)。

まさにスタートをするところ

汗だくになっていた愛馬を洗うため、後の競技はほとんど見られなかったが、クロス障害やジムカーナにはポニー少年団も参加する。まだ始めたばかりの小さな子がポニーに跨っている姿を見るだけでもほほえましいし、だんだんと自信をつけて行くのが見て取れるのも、将来とか希望とかを感じ、嬉しい。町内で行われる乗馬大会って素敵。大会を運営してくださる方々に感謝だ。

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