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馬車馬
ブリンカー
このところ3か所から別々の翻訳の依頼をうけて取り組んでいたこともあり、忙しかった。それでも馬には乗りに行きたいので、その時間だけは確保すべく、必死にやっていて、「なんか馬車馬のように働いているな」とつぶやきながら、ふとどうして馬車馬なのだろうと疑問に思った。
馬車を日常で見ることはないので、馬車馬のようにと言いながら、頭にイメージを描けなかった。調べてみると、上の写真のように、馬車を引く馬はブリンカーと言って、広い馬の視野(350度と言われている)を制限するものをつけることが多いそうだ。競馬をする人なら、おなじみのブリンカーだ。色々なものが見えすぎて、怖がったりいちいち反応したりとうまく走れないことがないように、馬車馬はブリンカーをつけられて、わき目も振らずに走る(走らされている)姿から、「馬車馬のように働く」という表現が生まれたようだ。
拍車
馬に関わる表現っていっぱいあって、このところのニュースでは「円安に拍車がかかる」とごく普通に使われている。私も乗馬の際に拍車を今使っているけど、使わないときに比べて、ここってところに拍車があたると、ぐゆーんと馬が推進する。急激な円安の表現にぴったりだけど、その感覚を知ってこの表現を使っている人は少ないのではないかと思う。馬が身近だった時代に使い始めた表現なんだろうなぁ。
馬耳東風
そういえば、愛馬の塩対応。あの、私なんて存在してません感をただ立っているだけで表現しているのが馬耳東風なのかなって思う。あの涼しげな、全く気にかけていない雰囲気。中国の詩人、李白の頃から見られた馬らしい姿なのね、きっと。
夕焼け
ここ数日は晴れの日が続いている。昨日も夕方に乗り、早めに切り上げたので、愛馬を放牧地に戻したとき、夕焼けがきれいだった。
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