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粕毛

桜満開でスタートした浦河のゴールデンウィークだったが、4月30日の午前は雨が降り、桜は早々にだいぶ落ちてしまった。

4月30日は桜まつりで引き馬のお手伝いをすることになっていたが、残念ながら午前の部は中止。幸い、昼前に雨が止み、午後の部は決行。

乗馬公園の3頭のポニー達が小学生までの子供達を乗せて歩いたのだが、その内の2頭は粕毛という毛色。普段は栗毛(茶色)と鹿毛(濃い茶色でたてがみ、尻尾、脚の下の方が黒)なのだが、冬毛が抜けて今は白っぽい毛で、粕毛(かすげ)という毛色。私は1年を通してほぼ毎日、このポニー達に会うのだけれど、なんか見慣れない。突然、違う馬になってしまったようで、シンデレラのネズミが馬車の御者に、あるいはかぼちゃが馬車になったかのような感じがして、魔法をかけられちゃったの??って思う。

左のポニーは普段は栗毛、右は鹿毛なんです

でも顔やたてがみ、尻尾などは変わらない。何度見ても不思議。

鹿毛の顔、たてがみ、足、尻尾はそのまま。
雨上がりで人出は今ひとつ

桜まつりには育成牧場で乗り役として活躍するインド人の家族連れが結構来ていた。奥さん達は綺麗なサリーを着て雰囲気に花を添えていた。

そして親が馬に毎日乗っているからと言って、育成馬に子供達が乗れるわけもなく、ポニーに乗って写真を撮ってもらったり、触ったり、とても嬉しそうだったのが印象的だった。

遠くに桜並木を見ながらの引き馬

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