見出し画像

稽留流産④

「私、もう泣かないから!」

主人にそう宣言しました。

泣いて赤ちゃんが生き返るわけではない。
こうしている間にも、
私と主人との生活は続いている。
仕事もある。
毎日を無駄にしてはいけない。

それは私たち夫婦のところに
一瞬でも来てくれた赤ちゃんのためにも…。

そして
「母親になりたいなら
 強くなくてはいけない!!」
セカンドオピニオンを受けて
私は強くそう思うようになりました。

辛い、寂しい、なんで私だけ、…
そんなことを思っていては
何も意味はないんだ!
そうおもいました。

仮に私がまた子供を授かって
無事に出産したとして
一からの子育てをするには
もっともっと強い気持ちがないと
子供を育て上げるなんて
無理ではないだろうか。

そう思えただけでも
セカンドオピニオンを受けて
本当によかったと
思いました。

赤ちゃんとのお別れをする
心の準備ができました。