2020/12/17 嫉妬を孕んだ褒め言葉

 夢の中でかつての友人にあう。当時そうだったように侮蔑でありながら嫉妬を孕んだ褒め言葉を投げかけられ、久しぶりに胸に衝撃が走る。目覚めてまどろみながらもその言葉が頭の中で反芻され、しばらく布団の中で動揺していたが、徐々にその言葉が白んでぼんやりとしていき、これを書いている今、もはやその言葉を思い出すことはできない。しかし、その衝撃や心の揺れる様ははっきりと覚えていて、考えるとぼんやりしてしまう。誰かに嫉妬されると思って生きておらず、それを真正面からぶつけられることも想定していない。無防備なのだろうか。

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