2020/09/17

自分の中のピントがずれて合わないような不調が続くため、思い切って仕事を半休にした。そこに関しては暇なので問題ない。退社して、その足で近所にある東京国立近代美術館にて開催中のピーター・ドイグ展へ。運動もかねて、皇居の周りをぐるりと回るルート。先週から弱まってきた日差しと風が気持ちよく、塞いでいた気持ちも浮上してくる。ピーター・ドイグについて全く情報がない状態で鑑賞したが、内観的な作品が多く自分の気持ちと波長が合っていたのか、吸い込まれるようにいつまでも見ていられた。そしてただ眺めて感じているうちに、心の中の何かが溶けて流れていく。感じるということに正解はなく、アートの懐の広さがただありがたかった。

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