窓際ワンダーランドで雀の涙ほどのお仕事

2020/09/15,16  ここ三日ほどずっと気持ちが塞いでいた。なぜでしょう?正解は仕事が入社してからダントツで暇だからでした。出社して1時間ほどでひとまずのことが完了してしまい、愕然としてしまう。これもすべては新型ウイルスのせい。
暇なんてない、仕事は自分でみつけろというそこのあなた。あなたは正しい、まったくもって間違っていない。そして私もそう思う。見つけられることをやり、上司にも相談して、一応今後の方向性も固まっている。そのための資料も読み込みんだ。そこまでしても暇なのだから、さすがにもう開き直ってもいいではないか…というすっきりしない問答が脳内で繰り広げられている。
ちなみに昨日の午後はそれだけで終了した。面白いのが、そんな何もやっていない状態なのに疲れるのだ。暇が人を殺すというのは本当だ。そのうち会社でぽっくり逝くだろう。
そのストレスなのか、夜も全く寝付けない。もう転職するしかないのか…と真っ暗な部屋の天井を見ながらぼんやり考え、そして気が付くと朝になっている。寝起きもまたひどい。出社してもやることないし、まだ寝てたいし、やることもないのに出社したくないし…もんもんとして目も開けたくない。体も重い。この、何もないのに世情のわりに混雑した電車に揺られ出社するというのが精神にくる。穴を掘ってひたすら埋めるという行為に近いだろう。
今朝も同様に憂鬱な朝だったが、それは突然やって来た。きっかけは全く不明だが、なぜか急に面白くなっちゃたんである。みんなが仕事をしている中、私だけ仕事ををしていないなんて逆におかしい。でもそれってなんか面白くない?変じゃない?これがコペルニクス的発想の転換?開き直るとかそんな次元を飛び越えた新天地に到着。いったいここはどこ?脳内のどこを経由したのか不明だが、自由自在に操れれば最強の能力じゃなかろうか。…使えば使うほど社会から淘汰されかねない危険な力だが。

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