2020/09/30 そういうプラシーボ効果

 生理がきた。突然でギョッとしたがほぼ予定通り。いつも通りならウサギのアプリを眺めてはまだ来ないのかとイライラしていたのに何があったのか。 思い返すと今回は生理のことなんて全く考えていなかった。露ほどもなかった。アプリも覗かなかった。予定日をすぎても来ない!まだ来ない!と無駄に気にすることもなかった。おそらく、その一連の流れでのストレスを感じず、これがよかったんだと思う。この発見を活かすにはウサギのアプリに暇を出すのが一番いいのかもしれないが、色々と教えてくれて便利なので悩んでしまう。心の中から生理を抹消できないものか。

 生理がくると女性は下しやすくなる。もちろん私も早速下している。そのピークは悲しいことに会社でやってきた。薬箱のあかはら玉を飲み様子をみるが一向によくならない。どうやら下しているうえに生理痛がある最悪のパターンのようだ。そういうわけで仕事中はデスクにいるのと同じくらいトイレにいた。こればっかりは仕方ないのだ。これをサボりというのは酷だ。きりのいいところで早退したいぐらいだったが、こんな状況で電車に乗るのは死に行くに等しい。人権を失いかねない。とにかく会社でなんとかせねば、とデスクで固まっているうちに下しの方は徐々によくなっていった。一枚着て、体を温めたのがよかったらしい。あかはら玉を飲む意味があったのかちょっと怪しいところだが、たとえ下してもあかはら玉がある!と思うとなんだか気が強く持てるのでお守りあたりでいかがだろうか。

 ぼんやりしているうちに9月が終わる。来月こそはと思うのも満足のいかない月末がくるのもいつものこと。そんなもんかもしれない。

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