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息子がこども園を卒園しました。

先週の土曜日、冷たい雨がふるなか、息子のこども園の卒園式がありました。

あいにくの雨でしたが、当日の朝にアップされたこども園のインスタには、

「雨も、みんなの旅立ちをお祝いしてくれています(o´∀`o)  お気をつけてきてくださいね♪」

と書いてあって、この前向きな感じが、このこども園らしいなぁとほっこりした気持ちになりました。

式は本当にすばらしい式で、終始涙でぐしょぐしょでした。

新設園に年少さんから入園して3年。
あっという間の3年間でした。

息子もお友達も、みちがえるくらいたくましく立派に成長しました。



その間、私は仕事と子育ての両立の壁にぶちあたり、適応障害にもなり休職し、朝に子どもを預けて足早に職場に向かうほかのママたちに引け目を感じて、こそこそと人目を避けるように送迎をしていた年少さん時代。

年中さんの懇談会でそのことを話したら、たくさんのママから温かい声をかけもらい、そこから徐々に自分のことをオープンにできるようになって、こども園の先生たちにもたくさん甘えさせてもらって、気持ちがどんどん楽になっていきました。

年長さんでは、行事のたびに保護者で集まれば、ずっと笑いっぱなしの幸せな時間を過ごして、第二の青春(?)を味わえました。たのしく子育てができたのも、この園でこの学年で過ごせたおかげだなと思います。

息子以上に、私もたくさんお世話になったこども園での3年間でした。

そんな気持ちで、たくさん練習した謝辞を読ませていただきました。

「いのちをたいせつにする」をたったひとつの理念にして、毎日泥んこになって子どもたちをのびのび育ててくださった園へ。たくさんの感謝の気持ちを込めて。

〜前略〜
子どもたちは、この園でたくさんのことを学び、となりにいるお友達のいのち、自分のいのちを大切にできる子どもたちに成長しました。

ひとりひとりの個性を大切に、大きな愛で、温かく接してくださった園のすべての先生に、ほんとうに感謝の気持ちでいっぱいです。

今、十六の個性が、私たちの目の前できらきらと輝き、これから先も輝き続けていってくれることを信じています。

なんとか最後まで泣かずに読め、式後、たくさんの人に「泣いたよ~」と言ってもらってホッとしました。

子どもと一緒に、私もたくさん成長させてもらえた園生活がこれで終わりました。
苦しくて、不安で、たくさん悩んだり泣いたりもしたけれど、楽しくも充実した幼児期の日々を過ごさせてもらったなぁと感じます。


卒園式が終わった夜、寝ている息子の耳元で

「3年間よくがんばったね。おめでとう」
と言いながら、胸がつまって涙がでました。


とてつもない寂しさを感じていますが、一生の思い出に残る節目になった卒園式を迎えられて、ほんとうにしあわせだなと思いました。



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